不動産屋さん
「不動産屋さん」とか「保険屋さん」は「屋さん」と付くのに「銀行屋さん」とか「お医者屋さん」とは何で言わないのだろう。等と考えているから業務が進まないのでしょうね。
先日、別の「不動産屋さん」と一緒に仕事をさせていただきました。
その更新番号はなんと二桁!
しかも個人事業主!
きっと良い味をだされるのだろうなと期待して面談。
本当に味のある方でした。
「よーきてちょーした。まあ、すわりゃー。」
流暢な名古屋弁です。きっとお客様のハートを鷲掴みにするのでしょう。
「わしは25の時からなぁ・・・」
・・・そうですか。
「ところでこの物件なぁ・・・」
お、本題に入って来ました。
「わし、パソコン使えんでしょー、悪いけど書類作ってまえんやろか。」
まあ、出しの業者の務めでもあるし快諾。
「ついでにわしの媒介契約書も作ってまえんだろうか。」
ここで一回目の“?”
おいおい、あなたの手数料丸わかりなんだけど・・・まあ、入力するだけだからいっか。
「作ってちょーしたら これ 買主さんの名刺。 あどれす とやらが書いてあるから送っといてまえんかね。わしには ふぁっくす ちょー。」
だんだん“?”が大きくなりました。
「ところであんた、こーひー好きか?いい店知っとるで行こうか。歩いて行けるで。」
カランカラン(ドアの開ける音)
「わし、いつもの。一緒でよいきゃ?」
「常連さん」ですね。
「ところで今度わしが売りに出す物件な、〇〇号線を北に向かって△△の信号を右に曲がって□□の角を北に・・・、あ、あんた小牧だったな。小牧からだったら・・・」
すごい!歩く住宅地図です!
すかさずスマホを取出し「ここですね。」とストリートヴューを見せると、
「!あんたもう写真撮ってきたんか!」
・・・出てきた こーひー を一口。
「ん!うまい!」本当に美味しい こーひー でした。
昔の営業方法は違ったんだな。と物凄く勉強になりました。