気密測定は費用の無駄?
気密測定を行っている業者さんはどれくらいいるのでしょうか?
中には【費用の無駄だからお勧めしません!】と言うスタンスの会社さんもあると思います。
もうこの時点で私がお客さんなら【黄色信号が点灯】します。確かに 【気密】 に関して興味のない方は
お金かかるならやめま~す。
パパ
えっ!設備のグレードアップにそのお金使いたい!
ママ
って 言う方もいるかも知れません。
でも、気密測定は
家が丁寧に作られているかを確認する為でもあるんだぞ?。
仙人
やべ~。。。そんなことされたら。。。
小悪魔
と、家づくりがしっかり行われているかを知るにはいい機会ではないでしょうか?
気密測定の価値はそれだけではありません!
・大工さんが緊張感をもって仕事に臨む
・大工さんの成績表みたいなもの
・技術の向上
・計画的な換気をする為の必須項目
↑これが一番大切
気密測定でわかるのは家全体で隙間がどれだけあるか?という事がわかります。
その数値はC値と言い (例)C値=○○と表します。
○○には数字が入りますが、この数字が少ない方がより家全体の隙間が少ないという事です。
因みに 高気密高断熱住宅の場合で計画換気が適切に出来るとされている数字が
C値=1.0ですので 頭のどこかに入れておいて、意中の工務店さんに質問してみても良いかもしれません。
気密測定の様子
可変性透湿気密シート、壁プラスターを張り終えた施工中の現場での様子です。
気密測定を行い、どの部分から空気が流入してくるか、流入しやすいか検証しました。
この大きな吸引機で家の中の空気をソトに排出します。
風を感じる隙間を屋根、壁、床とチェックし
目に見えない隙間を体感し補修しました。
地味ですが、こういう目に見えない部分との戦いが結果につながります。
地味で目立たない事にどれだけ真面目に対応するか?これが住み心地に大きくかかわります。
気密測定をやりたくない理由?
どうしてもやりたくない!やらない!というメーカーさんは、それは気密性に自信がないか、その必要性を理解していないのか?測定の手間をかけたくないというメーカではないでしょうか?
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