家が片付かない!苦手!そんな人必見!収納上手な間取りとは
片付く家と片付かない家の違いとは?
昨今では、収納アドバイザーと呼ばれる糸たちが様々なメディアで取り上げられています。
やはり、それだけ片付いていない家が多く、収納に困っている方々が
たくさんいるという証拠なのでしょう。
じゃあなぜ片付かない家がそんなにも多くあるのでしょうか。
片付かない家の特徴をご説明していきます。
この記事のもくじ
その① 実は収納や棚が多い
収納や棚が多いことが決して悪いわけではありません。
収納や棚が多いとそこにたくさんモノが置ける・収納できると
錯覚してしまうことがいけないのです。
錯覚するといつのまにか、モノであふれかえった
収納や棚になってしまいます。
何を収納し、どういった形状・大きさのモノを収納するのか
しっかりと事前に把握しておくべきだと思います。
その② 使ったモノの収納がされていない
よく部屋に出しっぱなしになるものが存在します。
リモコン、エアコンスイッチ、本、雑誌、郵便物、チラシ、お菓子類、などなど・・・
これらはよく出しっぱなしになっていることが多いでしょう。
これらのモノは手元で使いやすいので、つい使った状態のままで放置されるのです。
テーブルの上のモノをひとつに集約して収納することですっきりとした空間になると思います。
その③ 子供を理由にする
子供はものすごいスピードで成長します。
おもちゃや興味をひくもの、洋服のサイズ、学校からのプリント類など、
ライフステージの変化にともなって、収納や間取りがあっていない状況に
なってしまう事があります。
いるモノといらないモノが整理されづらい期間であり、
子育て期間特有のモノの移動が発生します。
そういった事に対応できるような収納スペースを
あらかじめプランの中に組み込むことも
大切なポイントになってくると思います。
その④ 家族の収納量が適していない
家族の人数や構成によって、使うものの量、服や趣味の収納など
様々なパターンが予測されます。
様々な家族構成が予測されるのにも関わらず、
住宅の間取りは
「3LDKがいいです。」
といったように、単一的に間取りを
求めてくる方が多いです。
これはあくまで目安でしかありません。
これをそのまま鵜呑みにしてしまうと
収納量が収納スペースのキャパオーバーになり、
モノがあふれかえってしまうことになります。
何人家族?将来の家族構成は?
今収納に困っていること、今後何がストックされるのか、
よく考えることが必要です。
その⑤ 生活動線が複雑
生活動線とはなにか?
住まいにおける人の動きの軌跡として表す線です。
キッチンから洗面室にいったり、サニタリーからリビングにいったり、
普段の生活における人の動きを表すものとなります。
専業主婦の方は、家事というお仕事を行い、家の中を歩き回ることでしょう。
そんなとき、右へいったり、左へいったり、上にいったり、下にいったり、
動き回るととても苦労します。
住宅の間取り図がある方は是非、生活動線を描いてみてください。
ウネウネとした線が引かれるようであれば
それは決して良い動線とは言えないでしょう。
そんな複雑な動線の中に
収納スペースや棚があるとモノが整理できなくなり、
結果片付かない家になってしまいます。
シンプルにまっすぐ直線的な動線が理想的です。
その⑥ でかいソファー
大きな家具はスペース要し、重量もあるため
一度置いてしまうとそこに鎮座することになります。
まさにその代表格がでかいソファーです
ひとが座るための大きなソファーだったはずが、
年月が経つと、仕事がえりのコートやジャケットの置き場になったり、
ペットのワンちゃんが占領したり、
山積みになった洗濯物が置かれたり、
リビングの広さに見合っていない大きなソファーは
ただの大きな収納物の憩いの場に代わってしまいます。
例えば三人掛けのソファーの大きさは
約 巾2M、奥行90㎝となります。
置くだけならいいのですが、そこにひとが
座ったり、立ったり、横切ったりすると
周りにアキのスペースが必要とされます。
それらをすべてひっくるめると大きさは
畳三畳分となります。
そんなスペースを取られるなら
フットワークの軽い、一人掛けの椅子を
三つ用意した方が良いかもしれません
まとめ
これらの特徴は比較的多い傾向にあります。
逆にいうとこれらの事をクリアすると、
とてもすっきり片付いた家になるといえます。
収納と間取りは密接に関係してきます。
お客様の中にも強く意識してらっしゃる方もたくさん見えます。
プランニングの段階で考えることはとても重要になりますし、今後快適に住み続ける上において、とても大切なことになっていきます。
なので、ただやみくもに収納スペースを作っていくのではなく、
自分たちが今後何を収納していくのかどうか、しっかり考え、
間取に反映させることが最も必要になってくることでしょう。