全館空調で後悔する前に!
全館空調名古屋で人気急上昇中!
この記事のもくじ
新規のお客様の2件に1件は聞かれます!
(それだけで人気急上昇と言っています。。。)
人気の秘訣は、1年中のほとんどの時期に、玄関から廊下、各部屋の隅々まで温度管理でき、快適に住むことができるからではないでしょうか?また、ハウスメーカーも宣伝し始めているのでその影響も大きいのだと思われます。
この全館空調の、理解を得られやすいのは、夏より、冬です・・。(個人的な見解ですが。。。)
きっと、冬の寒さはつらいからではないでしょうか?しかも暖房期間は実は6か月もある事が影響するのかもしれません。夏の暑さは、少し耐えれば、エアコンが効いてきますが、冬は廊下や風呂場の寒さが嫌になってしまう方が多い?と思います。
全館空調をご検討されている方、いろいろなメーカーの物もあり、何を選べば良いかわからなくなっていませんか?
各メーカーそれぞれで、全館空調の根本的なデメリットを克服しようとしており、質の良い全館空調システムが多く出回っています。質が良くなれば良くなるほど、それなりの値段となってきています。予算に応じて、妥協できるところ、できないところをメーカーごとに検討されてみてはいかがでしょうか。
全館空調の価格はどれくらい?
それでは全館空調の価格について。気になりますよね?お金がかかるんですから当然です。一円でも安くしたい!
少々お待ちください。
全館空調は従来の空調設備と異なりますので、多少、値段は従来のエアコンの値段設定よりも高くなってしまいます。ですが、では、どれくらの差が生まれるのでしょうか。
従来のエアコンと全館空調の違いは?
・設置工事費
・電気代
・維持・管理費
と大きく差がでてくるのはこちらです。ではそれぞれ、比較をしていきます。
従来のエアコンと、
全館空調システム設置費が違う?
について。
従来のエアコンと、全館空調システムをつける場合の差額は、おおよそ、150万円~300万円程度、って言われるメーカーさんもあると思いますが。。。そんなに費用かかるのかな?そこまでオーバースペックする必要もないし。。。なんて思ってしまいます。
諸条件によって≪気積(空気量)、部屋数(区割り数)、家の性能(熱損失係数)(日射取得量)≫等によって変わります。それ位の大きさの設備が必要なのかは、しっかり計算をしてもらう事をお勧めします。
従来のエアコン
エアコン本体に、基本的に1台につき、1台の室外機が付きます。
エアコンの機械代は、10万円から、20万円程度です(壁掛けのエアコンの場合)。これに加えて、工事費がエアコンをつける場合の原価となります。住宅1件で換算すると、機械代、工事費含め、多めに見て100万円程度になります。その内訳はリビングに20万円*1台/各部屋10万円*4台+工事費合計で60万円~80万円位?
対して、
全館空調
一般的な全館空調システムでは一台の親エアコンを設置し、そのエアコンから各室に空気を送り込みます。そのエアコンはメーカーやKW数によって異なりますし各所への配管工事も必要です。これくらいの家の大きさだったらこれくらいの必要ですよ~って感覚で機種選定するのは危険です。
家の性能がわかっていれば、必要KW数のエアコンが選定できるので不必要に大きすぎるエアコンを入れなくてもよいのでやっぱりここでもシミュレーションをしてもらう事をお勧めします。
全館空調用のエアコンですので、単価もそれぞれ上がることに加え、各室に送る、ダクトや、温度管理システム費用等が掛かってきます。
全館空調 電気代を比較
電気代は、全館空調システムのほうが、多少安くなるか、同程度です。「多少」という表現は、電気代の設定価格によって変わります。例えばオール電化で日中の電気代が高めの場合や、単純に比較の仕方によって異なってきます。
全館空調メーカーやハウスメーカーは、従来のエアコンとの値段比較をする際、「エアコンは9時間ほど使用した場合」と、全ての時間ではなく、在宅している場合の時間で算出しています。
対して、全館空調は24時間作動することになりますので、使用時間で差が生まれてきます。家にいる時間が長いご家庭では、差はさらに大きくなります。全館空調にするためには室内の温度変化が少ない家にする事が電気代をお値打ちにする秘訣です。
全館空調の維持管理費は?
従来のエアコンも消耗品です。長期間使っていると、新しいエアコンに買い替えなければならないことがあります。
全館空調は、1年~数年のメンテナンス費用が発生します。メンテナンス費用は、メーカーやプランによって大きく異なりますので、次回詳しく説明します。
全館空調のほうがトータル高い?
全館空調のほうが従来エアコンよりも何かと高いイメージですが、メーカーによって、電気代がかなり削減されます。また、取りつけるもの、設備にもよって異なってきますので、メーカーごとに次回価格を比べていきます。
全館空調にすると基本的には部屋間の温度差が少なく、冬場の≪あの寒さ≫がかなり緩和されます。全館空調が無くても住むことは出来ますし、言い換えれば全館空調は贅沢品・贅沢設備です。しかし全館空調でしか味わう事が出来ないあの心地よさというと言い過ぎかもしれませんが、熱い寒いの不快さや健康被害などを考えるとおカネではない価値があります。その価値を最大限享受するためには家の性能はHEAT20のG2レベル以上が最低条件で出来る事ならG2レベルにする事をお勧めします。性能があまり良くないお宅で全館空調にしても効果が半減する場合があります。
その場合は【設備】を強化するよりも断熱を強化してUa値0.4を目指すようにした方が良いかな?と思います。
全館空調で後悔した!?
全館空調を採用して失敗した!の一番の原因は思うほど効かなかった。と言う事です。その原因は下記のようなことが考えられます。
・家に対して設備能力不足(シミュレーションで解消)
・音(設置は寝室からなるべく離れた場所で)
・担当者のオーバートーク(期待させすぎ?)
・家自体の性能不足(スカスカな家過ぎて問題外)
・家自体の性能不足(外気の影響を受けすぎ)
全館空調は成功すればこれ以上ない喜ばれるものですが、失敗すればお金を捨てたも同然になってしまう、とても怖い勇気のいる設備です。採用されるのでしたら少し慎重に検討されることをお勧めします。
全館空調リフォームについて
全館空調関連記事です