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全館空調 電気代

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全館空調 電気代
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全館空調はパナソニック?

 

そうご存知パナソニックは、大手家電メーカーで、グループも多く存在します。私も、パナソニック様の関連会社様とお仕事させていただいたこともあります。

 

グループ会社の中に、パナホームというハウスメーカーもあります。今回はパナホーム住宅で使われている、「エアロハス」を紹介します。(なぜ?と思うかもしれませんが、、、流れです(笑)

 

パナソニックの「エアロハス」とは

 

パナソニックの「エアロハス

引用:https://homes.panasonic.com

全館空調は一般的に、部屋ごとに温度調整できないという欠点があります。

 

しかし、パナソニックの「エアロハス」は各部屋で温度調整できるという全館空調の欠点をクリアしているシステムです。

 

引用:https://homes.panasonic.com

 

もちろん、季節限定ではなく、春夏秋冬、一年中調整できますので、いつでも快適に過ごすことができます。

 

 

「エアロハス」は細かい粒子も取り除く

「エアロハス」

引用:https://homes.panasonic.com

全館空調のシステムは常に、給気、換気を繰り返しています。

全館空調はどのメーカーもフィルターを使い、外気の花粉などの粒子も取り除きますが、「エアロハス」は、P.M.2.5よりもかなり細かいP.M 0.5の粒子までも取り除きます。

 

P.M2.5は粒径2.5μm(2.5mmの千分の1)以下の粒子状物質です。つまりPM0.5は粒径0.5μmまでの細かい粒子も取り除きます。

 

パナソニックの「エアロハス」の電気代は?

 

気になる電気代ですが、「エアロハス」は従来のエアコン使用よりも、かなり抑えることもできます。

特に、パナソニックグループの「パナソニックホームズ」で建てた家に「エアロハス」を使用すると、コストパフォーマンスの効果も最大限に生かせるらしいです。

 

パナソニックホームズで「エアロハス」を使用した場合は約45%となるらしいので、一般住宅で、付けたり消したりしているエアコンの場合とほぼ同等な電気代で済むとの事。

 

これは、パナソニックホームズ独自の断熱システムを使用しているからのようで、個人的にはその中身が気になるところでもあります。

 

「エアロハス」を使用する場合は、パナソニックホームズで家を建てると良いですね。

 

引用:https://homes.panasonic.com

 

その他にもパナソニックは全熱交換型換気等の優れた機械も販売してますので、そちらもお勧めできる商品です。

 

 

 

 

全室空調はダイキンでしょ?

全室空調はダイキン

引用:https://www.daikinaircon.com

 

ダイキンはエアコンなどの設備機器の大手メーカーで、エアコンを選ぶなら、ダイキンにしておけば間違いない、という程、優良メーカーです。そんなダイキンの全館空調はどのようなシステムでしょうか。

 

ダイキンの全館空調とは?

引用:https://www.daikinaircon.com

 

ダイキンの全館空調は、「ベンティエール」です。

 

ダイキンには、「デシカホームエア」というシステムもありますが、このシステムは、24時間365日、湿度を調整できるというシステムです。一般的には、全室空調システムもしくは、従来のエアコンと組み合わせて取り付けることが多いです。

 

「ベンティエール」は、“全熱交換”というシステムを採用しており、冬場は、冷たい外気を温かくして室内にいれ、温かい室内の空気を冷たくして外に出します。夏場もその逆のシステムです。

 

また、一般的な全館空調の欠点である、“湿度”もカバーしています。

引用:https://www.daikinaircon.com

 

全館空調システムは、常に空気を入れ替えている為、特に冬場は外気と室内の空気中の水蒸気の絶対量の違いから室内が乾燥しやすいですが、「ベンティエール」は、湿度を保ちながら温度を調整することができるシステムです。

梅雨時期や冬の結露対策にも大きな役割を果たしています。

 

ダイキンの全館空調

「ベンティエール」の電気代は?

「ベンティエール」は、エアコンと組み合わせて使用することにより、最大限の省エネを実現します。エアコンを単独で使用した場合と比較すると、年間に約20%削減できます。

 

これは、外の気温に合わせて、自動的に節約運転に切り替わる為、省エネが実現するということになります。

 

 

ダイキンの全館空調

「ベンティエール」の設置費は?

 

「ベンティエール」は、機器の金額で定価約70万円程度です。これに工事費を加え、100万円~150万円程度となります。あくまで、それぞれの定価での算出ですので、それよりも安くなることが多いです。

 

 

ダイキンの全館空調「ベンティエール」

メンテナンス費用は?

 

「ベンティエール」は、定期的にフィルターを掃除すればOKです。その為、メンテナンス費用は発生しません。その為、メンテナンスを考える必要がないため、大変便利です。

 

ダイキンの全室空調「ベンティエール」のトータル金額は?

 

「ベンティエール」は電気代、メンテナンス代と大変お得な商品です。しかし、「ベンティエール」は、熱交換システムであり、温度設定して部屋の温度を保つことができない為、エアコンとの組み合わせが必要となります。設置費は、通常のエアコンプラス、「ベンティエール」の設置費用となります。

 

デンソーの全館空調とは?

 

デンソーは、バーコードリーダや、工業用ロボットなど、産業機器、給湯器や、ワインセーバーなど幅広い商品を生み出しているメーカーです。今話題の自動運転のシステムにも取り組んでいます。

 

そのデンソーグループの傘下が「株式会社デンソーソリューションズ」が生み出している全館空調「PARADIA」です。

 

 

デンソーの全館空調「PARADIA」とは?

デンソーの全館空調「PARADIA」

引用:http://paradia.jp

 

 

冬や、梅雨時期に心配な結露を防止してくれる効果がありますので、カビ知らずの家となります。

また、オプションにはなりますが、加湿効果もありますので、乾燥も防ぎます

 

矛盾となりそうなニュアンスですが、加湿効果をつけることによって、適度な湿度を保てることになります。

 

デンソーの全館空調「PARADIA」の設置費は?

 

 

「PARADIA」の設置費は80万円~100万円ほどで取り付けられます。基本的な全室空調システムのシンプルな仕組みなため、このような価格帯が実現できています。従来のエアコンシステムを踏まえても、今回紹介した他の商品よりも一番安価な商品となります。

 

 

デンソーの全館空調「PARADIA」の電気代は?

 

電気代は、年間で約10万円前後のコストになります。従来のエアコンを使用している場合は平均的に年間約15万円前後なので、電気代もかなりお得になります。電気代の単価を30円/kWhで算出した場合です。

 

デンソーの全館空調「PARADIA」のメンテナンス費用は?

 

「PARADIA」のメンテナンス費用は年間25,000円~となっています。これは、少し高いですね。加入は自由ですが、機能を保つためには加入が望ましいです。また、オプションの加湿機能を付けた場合は必須となります。

 

 

デンソーの全館空調は高い?

 

設置費や、電気代は比較的安価ですが、メンテナンス費用が少し高い印象となりました。メンテナンス費用を25,000円だとした場合、20年間で、約60万円となりますので、トータル金額では他の全館空調システムよりも少しやすく納まるということになります。

 

しかし、初期投資を少なくし、収入が増えてくるタイミングで払っていくという考え方もできますね。

 

全館空調のメーカー比較

 

メーカーごとにメリット、デメリットがありました。何を重要視するか、という点で、選択することが重要です。

 

 

金額面での比較

 

初期投資では、圧倒的に、デンソーの全館空調「PARADIA」が優れています。ただし、メンテナンス費用が年間ごとに発生してしまうので、その部分の検討は必要となります。

 

湿度での比較

 

除湿や、加湿で優れているのは、ダイキンの全室空調「ベンティエール」は、デフォルトで、湿度を保てる機能がついていますデンソーの全館空調「PARADIA」は、オプション加入によって、湿度を調整する機能を付けることができます。

 

温度管理での比較

 

温度管理は、パナソニックの「エアロハス」が各室で温度管理ができるという点で優れています。各室で温度管理ができるのは、かなり魅力的ですね。

 

全館空調はカビが生える?生えない?

 

全館空調は湿度が弱点!ということで、カビの心配をされている方も多いです。

しかし、カビの生える条件は、温度、湿度、酸素等がありますが、加湿しすぎるからカビが生えるというわけではありません。湿度を一定に保てば、カビの発生率をかなり抑えることにつながります。逆に、全館空調だから生えないと思っているかたもいますが、風呂場では、ピンクのカビが生えやすいです。ですので、必ずしも生えないというわけではありません。水回りを濡らしたままにしてしまっては、生えてしまう原因にもなります。

 

全館空調まとめ

 

各社全館空調のメリット・デメリットを抑えようと製品開発に取り組まれております。したがって、 “アノ”メーカーにはあるけども“コノ”メーカーにはない、ものがあると思います。どうしてもあれも、これも、となるとオプションをつけるか、加湿器や除湿器、機器など、製品によっては揃っていない機能を補助しるものを付けなければなりません。

 

それは、どの全室空調システムにも言えることです。何を重要視するかを踏まえて全館空調システムを選択することがいい家を作る一番の近道です。

 

金額面では、従来のエアコンよりも少なからずトータル金額で高くなってしまいますが、家族が快適に暮らせるようになる全館空調システム是非ご検討ください。

 

今回ご紹介した商品はほんの一例です。各ハウスメーカー・各工務店でそれぞれいい所取りでもっと低価格で案内している場合もありますので、今回の記事を参考に各ハウスメーカーや工務店さんに もっと導入しやすい価格で快適なものはないの?て聞いてみるのが実は一番の近道だったりします!

 

結論として【これが一番!】というものはありません。好みや金額等の事もあります。電気代・維持費の事も絡んできます。それぞれのケースで最良の選択は変わります。どれが自分たちに合うのか?をじっくりと考える事が大切ではないか?と思います。参考にしていただければ嬉しいです。

 

もしリフォームで全館空調をお考えの方はこちらのブログも参考になるかもしれません

全館空調の後付けがおすすめできない理由とリフォーム費用や注意点を解説


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