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土間コンクリートはDIYできるのか?

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土間コンクリート工事はDIY出来るのか?

土間コンクリート工事

 

一戸建ての家には必ずと言って良いほど完備されている駐車場ですが、その駐車場のコンクリート部分の事を土間コンクリートと言います。もう経験がある方もいるかもしれませんが、新築住宅を建てる時や、リフォームの際にやりたくなる?駐車場のコンクリート。駐車場が土間コンクリートじゃなくても普段(天気の良い日)は困る事が少ないと思いますが、雨が降っているときや降った後にはその有難味がつくづく分かったりもします。

 

今日はそんな土間コンクリートについて。業者さんに頼むと結構お金がかかってしまうこの工事。出来るなら自分でやってみようかな?とお思いの方は必見です。

土間コンクリート工事の費用

 

土間コンクリート工事

 

まずは土間コンクリートって?というところから整理していきましょう。

 

土間コンクリートは、住宅では主に駐車スペースに使用されます。しかし、最近では屋内の床面にも使用する事例も見られるようになってきました。

 

今回は、土間コンクリートの単価や施工手順、補修方法などをご紹介します。

 

土間コンクリートとは、床面に施工する平坦なコンクリートの事です。その構造は3層になっており、下から順に「地面」、「砕石層」、「コンクリート層」から成っています。

完成した時の表面の色は、薄い灰色~灰色になることが多いです。堅くて丈夫な為、車など重量のあるものが乗っても大丈夫です。そのため、住宅の駐車スペースには土間コンクリートがよく使用されています。

 

土間コンクリートをやる意味は

住宅の駐車スペースを、土のままにしておくと車の重量によってタイヤ部分が徐々に沈んでしまいます。駐車しにくくなるだけでなく、沈んだ部分に足を引っかけて転倒してしまう可能性や雨水などもたまってしまいます。

土間コンクリートを施工しておけば、駐車スペースは平滑なまま保つことができますし、雨の時の泥はね等も抑えることができます。

また、土間コンクリートは「水勾配」とよばれる勾配をつけて施工する為、雨が降っても水たまりができることなく、きちんと流れていくようになります。

 

土間コンクリート 単価 はいくら

土間コンクリートは、業者に施工を依頼した場合、1平米あたり10,000円~18,000円程度の費用が掛かります。施工面積やコンクリートの厚みなどによって単価は変化するので、事前にしっかりと見積もりを依頼しましょう。

 

土間コンクリート diy 出来る?

狭いスペースであれば、土間コンクリートをDIYで施工することは可能でしょう。しかし、駐車スペースのような広い範囲は、業者に施工を依頼することをお勧めします。なぜならば体をいわせてしまう可能性が高いです。。。完成した土間コンクリートの強度や、水勾配、仕上がりの美しさなど、問題ないレベルで施工することは、DIYでは難しいと言えるでしょう。逆に言うと、そこら辺を無視してならモノは試しでやってみるのもいいのかも???

 

土間コンクリート diy 費用 は?おいくら?

土間コンクリートの施工を業者に依頼した場合と比較すると、DIYで施工したほうが費用は抑えることができるでしょう。だって材料代だけでいいのですから!人件費がかからない事が大きいです!DIYの場合、施工不良などは自己責任です。場合によっては再施工しなければならず、何度も補修をし、最終的な費用は業者に依頼した場合とあまり変わらないのに、仕上がりが最悪。。。という事があるかもしれません。長期的なコストも考慮して、業者に依頼するのかDIYにするかを検討しましょう。

 

土間コンクリート 目地って必要?

土間コンクリートは非常に硬くて丈夫ですが、実は伸縮を繰り返しています。伸縮によって土間コンクリートにひび割れが起こるのを防ぐため、伸縮目地を作ることが大切です。目地部分には、砂利を敷き詰めたり、植物を植えることもできます。デザインの一部として取り入れると良いでしょう。皆さんこういうの見たことありませんか?これはその役目です。

 

土間コンクリート工事

 

土間 コンクリートは何で仕上げる?

 

土間コンクリート工事

土間コンクリートの表面の仕上げには、いくつかの種類があります。代表的なのは、表面を平らにする「金ゴテ仕上げ」と、ほうきで掃いたような模様をつけた「刷毛引き仕上げ」の2種類になります。

 

土間コンクリートデザインってあるの?

「金ゴテ仕上げ」と「刷毛引き仕上げ」の他に、「洗い出し仕上げ」という仕上げがあります。土間コンクリートの上に砂利とセメントを混ぜて敷き詰め、硬化する前にセメント部分を洗い流し、砂利を浮き出たせる方法です。砂利の色や種類によって、様々なデザインを楽しむことができます。

土間コンクリート工事

 

土間 コンクリートに 塗装できる?

上記3つの仕上げ方法のほかに、「スタンプコンクリート」という仕上げがあります。名前の通りスタンプを押していくように模様をつけ、塗装をしていきます。この色と模様には様々な組み合わせがあります。色を付けることで、車のタイヤ痕を目立たなくする効果も期待できます。

 

 

土間 コンクリート 費用相場

土間コンクリートの施工を業者に施工を依頼した場合、1平米あたり10,000円~18,000円程度とご説明しました。一般的な駐車場に必要な15平米程度面積に施工をすると、150,000円~270,000円程度の費用が掛かる計算になります。(*土間コンクリートを打つ為の厚み分の土を出す費用も別途かかります)

 

土間 コンクリート 必要な厚さ

土間コンクリートは、地面、砕石層、コンクリート層から成っています。砕石層が100ミリメートル、ワイヤーメッシュ入りのコンクリート層が100ミリメートルで、合計200ミリメートルが一般的に必要な厚さになります。

 

土間コンクリート ひび割れが入る

先にご説明したとおり、土間コンクリートは、温度によって絶えず伸縮を繰り替えしています。そのため、クラックと呼ばれるヒビが入ってしまうことがあります。コンクリートの量が多いほど伸縮する量も増える為、クラックが入る可能性も高まります。これを防ぐために、目地が必要になるのです。

 

土間コンクリート 養生期間

養生機関とは、生コンを乾かすのに必要な期間の事です。この期間は気温によって変化するため、生コンを打設する季節によって、適切な養生機関を設ける必要があります。一般的に、夏場は4日程度、冬場は7日程度になります。

 

土間コンクリート カッター 目地

土間コンクリートのひび割れを防ぐため、あらかじめ目地を作っておくことがありますが、それ以外に、コンクリートが乾燥伸縮を発する前にカッターで目地を入れる方法があります。

 

土間コンクリート工事で気を付ける事

土間コンクリートでクレームが多いのが、ひび割れと色のムラです。コンクリートは、施工後1年ほどかけて薬剤や水分が放出されます。その間、色むらは徐々に目立たなくなっていきます。しかし、コンクリートのひび割れは、残念ながら完全に防ぐことができません。大きなひび割れをできる限り防ぐよう目地をきちんと作っておきましょう。

 

土間コンクリートの配合?

コンクリートは、セメント、砂、砂利、水を混ぜ合わせることでできます。セメントを1とすると、砂は2~3、砂利は3程度の割合で配合します。少しの材料でおおくのコンクリートを作ろうと水を入れすぎる事は絶対ダメです!

 

土間コンクリート 駐車場

土間コンクリートを駐車場に施工することで、タイヤが土で汚れてしまうことや、雨の日に水たまりができることを防げます。また、車の重量によって地面がでこぼこになるのを防げます。

 

土間コンクリートクラック(ひび割れ) 補修

土間コンクリートは、クラック(ひび割れ)の大きさによって、補修が必要な場合と不要な場合があります。クラックが大きくなると、水が流入し、コンクリート内のワイヤーメッシュが錆びてしまう等、さらに大きな損傷になってしまいます。補修部分に流し入れるひび割れ補修材が多く出ているので、そうしたものを利用して補修をしていきましょう。

 

土間コンクリート 施工手順

土間コンクリートの施工手順は、まず土の掘削から始まります。掘削した部分に砕石を敷き詰め、その砕石を転圧してしっかりと固めます。その後、型枠を設置し、ワイヤーメッシュを設置します。ここまでの準備ができたら、いよいよ生コンを流し込みます。コンクリートが固まる前に、表面の仕上げを行い、養生期間後に型枠を外して完了となります。(簡単そうでしょ?でもきっと明日は筋肉痛。。。)

土間コンクリート 型枠

打設時の生コンクリートは、ドロドロとしているので、型枠でしっかりと施工範囲を囲っていないと、施工範囲外まで流れ出てしまいます。目地部分にもコンクリートが流れ込むのを防ぐよう、きちんと型枠で囲っておきましょう。

 

土間コンクリート 補修材

※クラックの補修と同じなので省略します。

 

土間コンクリート 洗い出し

土間コンクリートの仕上げ方法に、「洗い出し仕上げ」というものがあるとご紹介しました。名前の通り、仕上げの際にセメントを洗い流すことで砂利を浮き出たせます。砂利の種類によって印象が大きく変化するので、場所ごとに種類を変えれば、その違いを楽しむことができます。

 

土間コンクリート工事

 

土間コンクリート 強度

施工箇所の用途に合わせて、あらかじめ強度を調整することができます。コンクリートの厚みや、ワイヤーメッシュの量、コンクリートの配合によって強度は変化します。

施工箇所に合った強度をしっかりと計算して施工してもらうようにしましょう。

 

まとめ

 

いかがでしたか?土間コンクリートを住宅の駐車スペースにDIYしようと考えている方は、是非参考にしてみてください!!!

 

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