構造計算は費用の無駄ですか?
ご来店者さんが過去にご相談されてきた設計士さんやハウスメーカーさんの発言が酷すぎて。。。と言う話です。
皆さん家を建てる際、【地震に強くなくていい】・【暑くても寒くてもいい】・【維持費がかかってもいい】・【とにかく住めればいい】と言うような方は、ほぼいないと思います。
でも、今から書くお話はそんな感じの内容を、設計士さんやHMの営業マンさんに言われて、家つくりを諦めかけていたという方から聞きました。。。その一部をざっとまとめてみます。
設計士さんの
【地震に強くなくてもいい】発言
・お客様の近隣の家は古屋が多いエリアですので、地震の際に自分の家だけ倒壊せずに残ったら、町に住みづらくなりますし、構造計算に費用が掛かりますから構造計算は必要ないと思います。
これ↑設計士としてハウスメーカーとして人の命を預かる仕事に携わる者として失格ですね。。。
まだまだこんな人がいる業界なんです。。。何をどうしたいんでしょうか?
設計者として大切なのは【構造計算】・【意匠設計】・【温熱設計】が出来るという以前にまずは
・自分が住む家
・自分の身内が住む家
と言うような 【自分事】 として望む姿勢が根底に無いとダメだと思います!
ハイ次!
あるハウスメーカーの営業マンさんの
【暑くても寒くてもいい】発言
・せっかく四季のある日本に住んでいるのだから暑い寒いと言う現象を楽しめるような寛容な気持ちが豊かな人生を送れるんです。
これ↑もう黙っとれ(笑)と言うレベルです。。。誰が好き好んでそんな過酷な状況を好むか?これも【自分事】として考えたらどうなんでしょうね?
北海道の宿泊施設で北側にある窓から見える雪景色が奇麗だった事を思い出します。北側にある窓は寒そうに思えるかもしれませんが、もちろん壁や窓の断熱性能も大切です。そこは最低限の技術と実績が必要です!順光で見える雪景色は最高にきれいでした!
これは一例ですがこんな感じで四季を感じれるとイイと思います。
これもハウスメーカー営業さんの
【維持費がかかってもいい】発言
望んでこんな家建てる人いないですよね?売りっぱなし?建てたら終わり?
その設計者さんやハウスメーカーさんがどこを見て設計しているか?近視眼的な引き渡すまでの視点なのか???
話は変わりますが、その設計者やHM担当者さんの会社の車ではなくて、自己所有している車種を聞くとその方の考えがわかるかも(笑)
年代物の車や・輸入車をかわいがって乗っている方がその発言するならまだ理解できる気もします。。。
OR
維持費がかかってもいい発言していて自己所有車がエコカーだったら怒るぜ?と言う話。。。(笑)
【とにかく住めればいいですよね?】発言
もうこれは。。。こんな気持ちで家を建てる仕事に携わってほしくないですね。。。