洗濯物の部屋干しで臭くならない家づくりのコツ!
◆今回はこんな方の為に書いています。
⇒部屋干しをしようかと考えている方へ。
⇒部屋干しは実際うまくいくの?と思っている方へ。
◆今回の記事を読むとこんなことがわかります。
⇒部屋干しする時の注意点。
⇒部屋干し日的した間取り
こんにちは!
今回は【花粉や黄砂が気になるから】【梅雨時は外干ししたくない!!】という方が打合せの中でとても多いので部屋干しについて書いてみようと思います!これから梅雨に入っていきますしね。梅雨時の生乾き臭に悩まされる前に知っておくと良いと思います。
臭いね~。。。
とーさん
敏感やな(笑)
かーさん
さて、部屋干しでも洗濯物が臭くならなくする為には、家の間取りも関係しているのはご存知ですか?
・お仕事の都合で夜に洗濯して干してしまうというご家庭もありますよね?
・外は雨だから、、、今日は部屋干しするしかないか、、、
・しかし今日に限ってお客さんが来るしな〜、、、
なんだかんだと、部屋干しせざるを得ないタイミングって年間通して結構な回数あります。しかし部屋干しすると気になるのが生乾き臭!
この【臭い】って人の印象にも大きく左右しますよね!?満員電車やバスの中などで経験ありませんか?
部屋干しで生乾き臭をさせない為には干し方、干す場所ってかなり重要なんです。
家づくりに携わるものとして、部屋干しでも臭くならない為の家づくりを*偉そうですが、、、伝授したいと思いま~す!!
まずは、家づくりの段階(設計時)から部屋干しのポイントを考えておけば、雨はもちろん梅雨も花粉も怖くない!!ということで。
・部屋干しで生乾き臭になる理由
・干す場所次第で部屋干しも快適
・部屋干しで臭くならない家作りのコツ
こんな感じでしっかり解説していくのでチェックしてくださいね〜!
では、いきますよ〜
洗濯物を快適に部屋干しできる家にしよう
この記事のもくじ
洗濯物の部屋干しについて。
いや〜な生乾き臭をさせない為に家作りの段階から気にしておきたい理由を解説する前に、まずはなぜ生乾き臭になってしまうのか理由を知っておきましょう!
これから解説するポイントを踏まえ、理由を知っておく事で、いかに家づくりに生かせば良いのか理解していただけるはず。(多分ですが、、、)
家を作る前だからこそできる対策もあるので、ライフスタイルにあった対策を講じていきましょう!
洗濯物が生乾き臭になる理由
洗濯物が生乾き臭になるには、大きく2つのポイントが挙げられます。
①洗濯物に皮脂汚れなど汚れ残りがあるから
②洗濯物が乾くのに時間がかかっているから
この2つが生乾き臭の原因です!
①に関してはしっかり洗う、という解決策がとれますよね。(もしくは食生活?←この分野はよくわかりません、、、)
最近は部屋干し用の洗剤や柔軟剤なんかもあるので、それを使ってみるのも良いでしょう。
でも実はそれ以上に重要なのは洗濯物が乾くのに時間がかかってしまうことで、洗濯物に含まれる水分なんかがエサになりバクテリアや細菌が増えてしまうことでいや〜な臭いが発生している、ということも多いのです。
実際我が家でも同じ洗剤でも短時間で乾けば臭いは気にならないのに、時間がかかると臭う…ということありました!
なので対策したんです。
幸い部屋干しも考慮した家にしていたので簡単に実現したので、ここでお伝えするのはしっかり調査もし、うちでやって良かった!と実感できた対策も含まれています。
では、具体的にどのくらいの時間で乾けば洗濯物が臭くならないのか、次の章で答えをお伝えしますよ!
臭いを防ぐには5時間以内に早く乾かすのがコツ
テレビCMでも言ってたことがあった気がしますが…ダイキンの公式ページでも『臭いの原因となるモラクセラ菌は、洗濯終了後5時間すぎたころから爆発的に増加する、だから5時間以内に乾かすべし』と掲載しています。
こう言われると説得力ありますよね。でも実際、何もせずに部屋干ししたら5時間で乾くかと言われると難しい…。
湿気が多い時期なんかは確実に5時間なんて超えちゃいます。室内の湿気の移動量が少ないですから、、、
お家の構造や間取りによっては、年間通して難しいケースもあるでしょう。(あんまりコマ切れの間取りは厳しいかも?)
ちなみに対策後の我が家では、子供2人の4人家族で洗濯は毎日していますが、部屋干ししても4時間前後で乾いています。なのでもちろん生乾き臭はないです(奥さんに感謝です!)。
というわけで!この記事の本題、洗濯物の部屋干しに向いている場所、【早く乾かす為のコツ】を見ていきましょう!
洗濯物の部屋干しに最適な場所はココ!
洗濯物を5時間以内に乾かすためにはロケーションも重要です。
・日当たりと風通りが良い場所
・湿気の少ない場所
・密集せずに干せる広さが確保できる場所
これらのポイントを網羅できるのが理想ですが、さらにいうと洗濯物を干すときに使うハンガーやピンチハンガーが設置できるかどうか、というのも忘れずに検討しましょう!←これ、意外と見落としがち!
部屋干しするとき洗濯物をかけておくことができるように、という事も家作りの段階で考えておかないと最適な場所で干せなくなります。
また梅雨時などは工夫なく部屋干ししてしまうとどうしても時間がかかって洗濯物が生乾き臭に…そして次の日めっちゃ臭い、、、服着るのも嫌だし、そんな匂いのするもの着る事なくもう一度洗ってしまいますしね。
それを避ける為に!おすすめのコツを続けてお伝えしていくので、続けて目を通してくださいね!
エアコンの当たる場所で部屋干し
風通しが良いという条件をクリアするにも、早く乾かす目的のためにもエアコンは大活躍してくれます!(答えは湿気の移動を促す)
梅雨時に限らず、冬の雨の日などでもエアコンの当たる場所で干せば短時間で乾くので洗濯物が生乾き臭にならないです。
ただし、これをするには家作りの段階で部屋干しのことを考えた作りになっていないと…ちょっと厳しいかも?
エアコンの風があたる位置にハンガーやパンチハンガーなどを設置できる工夫がある、その余裕があることが必須!ちょっと気にかけてみるだけでも効果はあると思います。
リビングでくつろいでいるのに目の前に洗濯物がブラブラ…というのもあまり嬉しくないですからね…。たとえば2階の日当たりの良い廊下で干す、という場合には廊下にエアコンがあたりやすいようにすることと、その場所に物干し竿として使えるようにバーを設置する、その為の空間を空けておくという計画が必要になります。
といったように、エアコンを活用する場合どこで部屋干しするか、そこでどのように干すのかがポイントになることを覚えておいてください。
日常的に部屋干しするならサンルーム
常に部屋干しをする、というご家庭におすすめなのはサンルーム、またはサンルームとして使える間取りにしておくことです。
この方法、実は効率よく生乾き臭をさせずに部屋干しするため、このあとおすすめするグッズとの併用の観点からもおすすめだったりするので、後で見てくださいね!サンルームって大抵は日当たりも良いことからリビングから見える場所に作られがち。なのでサンルームとして間取りを準備すると部屋が狭くなる…という場合にはサンルームとして区切ることもできる、という間取りにしておくのもおすすめです。
来客時には目隠しもでき、部屋干ししていない時にはご家族のくつろぎの空間、お子さんの遊び場として使う事もできます。日当たりもよいということで観葉植物や家庭菜園する場所としても併用できますよ〜。
因みにこれ↓は夏地獄と化します。。。
サンルーム代わりになる場所で部屋干し
サンルームを作るほど広くない、という場合でもこのような方法で部屋干しすることもできます。
先程紹介した日当たりの良い廊下というのも一案ですが、これから紹介する方法は更に部屋干しを短時間で乾かすためにおすすめのグッズの効果をアップさせ、くつろぎの邪魔になることもないのでおすすめですよ。
洗面所で洗濯物を部屋干し。
洗面所で洗濯物を部屋干しするのをおすすめするのには理由があります。
それは…
『換気がしっかりできて邪魔にもならず、程よい広さで効率よく乾かせるから』
です。
エアコンをつけるというのは洗面所なのであまりないと思いますが、その代わりに換気扇をつけた状態で扇風機やサーキュレーターを回すのにちょうど良い場所。
広すぎると扇風機やサーキュレーターの風もそのまま通過してしまいますが、洗面所なら壁に当たった風が反射してより効率的に乾かすことができます。換気扇をつけておくこともできるので、室内の湿気もすぐに排出できるのでより乾きやすいんです。
実は我が家でも、もともとはエアコンの当たる場所に蹴こみ板のない階段がありまして、そこに洗濯物をかけて乾かしていました。それはそれで短時間で乾くので良かったんですが、リビングなので来客時が気になる…というデメリットがあったのです。次に部屋干しする場所として目をつけたのが洗面所でした。
我が家では風量の大きいサーキュレーターを置いて、換気扇をつけておくと雨の日でも4、5時間で乾くので、もちろん生乾き臭もないです。
お風呂場で洗濯物を部屋干し
お風呂場で洗濯物を干す場合には、まず入浴時の湿気を飛ばしてからという条件は必須になりますが、おすすめです。
お風呂場なら換気設備はありますし、換気のための窓もあることがほとんどですよね。なので換気効率も良いですし、浴室の換気扇は強力なものがつく事も多いので、湿気をしっかり飛ばしておくことさえ忘れなければ部屋干しに最適な空間になります。
浴室乾燥をつけるというのも手です!また、浴室乾燥をつける場合には後付けも可能ですが予算的にも新築時につけておくのがおすすめなので、検討しておいてください。
お風呂場なら来客時にも立ち入ることはないでしょうから、邪魔にならないというメリットも!浴室乾燥システムを導入しない場合でも、扇風機やサーキュレーターで風をまわす、換気扇をつけておけば臭うことなく部屋干しできます。
番外編:洗濯物の部屋干しグッズ5選
洗濯物の部屋干しでいやな臭いを発生させないためにおすすめの家電・アイテムをインテリアや生活の邪魔にならずに快適にしてくれるアイテムを厳選5選でご紹介します!
【部屋干しにオススメ〜家電】
まずは洗濯物の部屋干しを短時間にしてくれる家電を紹介していきます!
サーキュレーター
言わずとしれたサーキュレーター、こちらの記事でも何度か登場していますが、本当におすすめ。比較的コンパクトなものが多いですが、風量が大きく、首振りも上下左右にしてくれるので、空気をしっかりかくはんしてくれるので短時間で乾きます。
洗濯乾燥機能付き除湿機
有名メーカーで販売されていて、中にはプラズマクラスターで生乾き臭をしっかり防いでくれるものもあります。それぞれのメーカーによりますが、サーキュレーターよりは多少大きくなるものの、これもとてもおすすめ。天井から床付近までしっかり風を送ってくれるので洗濯物の量が多くても安心です。
コードレス扇風機
コンセントがない場所でも使えるので、浴室で部屋干ししたい!というときでも助かるのがコレ。家電をお風呂に置くのが怖い…という方もこれなら安心できるのではないでしょうか〜。夏場のお風呂上がりにも活躍しそうですよね。
部屋干しにオススメ〜家電以外〜
家電に続き、快適楽々な部屋干し、そして邪魔にならないアイテムをご紹介します。こちらで紹介するアイテム、耐荷重の大きなものほど設置する壁にダメージがいかないよう、下地をいれておくなどの補強も必要なケースもあるので新築プランを建てる際に相談してみてください。
つっぱり棒
備え付けにはしたくない、という方には必要な時だけ物干し竿として使えて、取り付けも簡単なつっぱり棒はオススメです。最近は大人でもぶら下がれる強力なものもあるのでチェックしてみて下さい。
伸縮可能な収納式ステンレスワイヤー
これもつっぱり棒と同じ理由でおすすめです。20キロまでのものもありますよ。つっぱり棒と違い壁に固定しておく必要はありますが大きなものではなく、デザインも選べるので色々見てみて下さい。
洗濯物を部屋干しできる家にしておけば花粉も梅雨も怖くない!
さてさて。ここまで洗濯物の部屋干しに関して、なぜ臭くなるのか、臭くさせないためのポイント、そのための家づくりのコツなどご紹介してきました。ここでご紹介したポイントを踏まえ、家づくりの際いかしていただければ花粉も雨も怖くありませんね♪
365日快適なお洗濯が可能になります。ライフスタイルによっても適した方法が違うでしょうから、ご家庭にあった対策がとれる家づくりをしていただければと思います!
関連記事