ウォークインクローゼットの壁紙を失敗・後悔しないポイントと事例!
ウォークインクローゼットは人目につかない部屋だから、ちょっと派手な色や柄の壁紙で冒険したい!と思う方も多いですが、失敗した時のことを考えると勇気が出ないですよね。
ウォークインクローゼットの壁紙を失敗しないためには、選ぶ時のポイントがいくつかあります。
これまで〇〇世帯のお家づくりを手掛けてきた住宅のプロが、参考事例を用いて失敗しない壁紙の選び方を紹介します。当記事を読むと、住まいづくりがさらに楽しくなりますよ!
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◆今回はこんな方の為に書いています。 ⇒ウォークインクローゼット貼分けを考えている方へ ⇒ウォークインクローゼット貼分けを失敗したくない方へ ◆今回の記事を読むとこんな事がわかります。 ⇒貼分けのコツが分かります ⇒貼分けの失敗を回避できます
ウォークインクローゼットとは?実は種類が豊富!
この記事のもくじ
ウォークインクローゼットとは、人が入れるサイズのクローゼットのことで家族全員の衣類をしまえるためとても便利です。衣類の他にも、帽子やバック、スキーといった季節アイテムも一緒に収納しやすいメリットが多くあります。
ウォークインクローゼットには、次のような種類があるので、土地の大きさや目的に合わせて選ぶことが可能です。
- スペースが狭い場合はL字型
- 細長いスペースの場合は一列型
- スペースに余裕がある場合は二列型
- スペースの奥にもハンガーパイプを回すコの字型
当社の他記事「ウォークインクローゼット|失敗しない!必要なのは2畳?3畳?」では、ウォークインクローゼットを作る際のポイントをまとめているので、ぜひご覧ください。
ウォークインクローゼットを失敗しない5つのポイント
「ウォークインクローゼットって便利そう!」と思う方も多いですが、家族構成や生活スタイルによって間取りや設置する位置を決めることが大切です。具体的には以下のポイントがあります。
- 広さ
- 設置場所
- 照明
- 窓や扉
- 壁紙
例えば、勤務時間が朝と夜に分かれるご夫婦の場合だと、就寝中でも気を遣わず利用しやすくするために、玄関から近い位置にしたりする方法もあります。別記事の「夫婦別室は正解?!離婚率は?」では、実際のご夫婦のアンケートをもとに寝室間取りや位置について紹介していますので、ご覧ください!(あまり大きな声では言えませんが…笑)
照明や窓・扉といったものも、ほんの少しの工夫で便利なウォークインクローゼットにすることもできます。こちらに関しては後ほど記載していきますのでお楽しみに!
そして、当記事のメインである壁紙ですが、よくある失敗ポイントの1つです。次の章では、詳しくチェックしていきましょう。
ウォークインクローゼットの壁紙でよくある4つの失敗
リビングなどお客様がくるお部屋とは違い、ウォークインクローゼットは家族しか入る機会がありません。
そのため、他の部屋より色や柄を派手にしたものを選ぶと次のような「失敗した!」という声をよく聞きます。
- ウォークインクローゼットだけ違う壁紙にしたら統一感が無い!
- 雰囲気が子供っぽくて失敗したかも
- 重厚感がテーマなのにチープな印象になって後悔
- 鏡にアクセントクロスが写って気になる
レンガや石といったフェイク柄の壁紙は人気ですが、チープな印象になりがちです。小さなお子様がいらっしゃる場合は可愛い柄を選ぶ方が多いですが、10年・20年後を考えると飽きてしまうケースもあります。
意外にも、ウォークインクローゼットに鏡を設置したご家族はコーディネートや雰囲気がわかりづらいといったデメリットを感じる方も多いです。
ウォークインクローゼットの壁紙選びを失敗しないポイント
以下では、ウォークインクローゼットの空間を生かすためにも、壁紙選びのポイントを紹介します。
ウォークインクローゼットの壁紙の色を失敗しないコツ
色のイメージとどのような雰囲気の空間にしたいか決めてから選びましょう。ウォークインクローゼットの壁紙の色は、雰囲気を他の部屋に合わせると統一感があります。
もしも、他の部屋より明るめや濃いめの色を取り入れたい場合は、壁の一面だけに取り入れてアクセントクロスとして活用する方法もあるので参考にしてみてください。
大きめの壁紙のサンプルを取り寄せ失敗を防ぐ
サンプルで見る壁紙は小さいサイズのため、「これがいいな」と思い選んでみても実際の壁をみると思っていたのと違う…と感じることがあります。
色だけでなく質感や光沢感といったことを確認するためにも、気になる壁紙があったら大きめの壁紙を取り寄せてみることをおすすめします。
壁紙は光があたりすぎると失敗に感じることも
光が当たりすぎる位置だと、日光で壁紙が色褪せることが考えられます。
お気に入りの壁紙にする位置は、太陽が当たらないかどうかを事前に確認しておきましょう。
壁紙以外で冒険する方法もある!
壁紙だと費用がかかるうえに、張り替えを依頼しなければいけないので手間がかかります。気軽に冒険できないですよね。ですが、壁紙で冒険する方法意外にも、ビビットな色のカーテンやおしゃれな照明で冒険する方法もあります。
壁紙と違い、いつでも取り替えやすいので模様替えが好きな方におすすめです。
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ウォークインクローゼットの壁紙選びの参考事例を紹介!
ここからは実際の写真を用いながら、参考事例を紹介するので、壁紙選びの参考にしてみてください。
アクセントとなる壁紙を1面だけにすると失敗しにくい
アクセントクロスは、全面にするのは勇気がいりますよね。そんな時は、壁の一面だけにしてみてはどうでしょうか?圧迫感を少なくできるうえに、ワンランクアップした雰囲気になります。
壁だけでなく床や天井も統一する方法もおすすめ
濃い色で落ち着いた雰囲気が出るダークカラーの壁紙は、床や天井も同じものを使用すると重厚感のある部屋になり、一気におしゃれな空間になります。
ダークカラーの壁紙を部屋全面にする場合は、コンセントプラグにも落ち着いた色にする方法もおすすめです。
フェイク柄の壁紙は範囲と色味を上手に選ぶと失敗しにくい
レンガやコンクリートといったフェイク柄の壁紙はお洒落ですが、材質によってはチープな印象に感じる場合もあります。
フェイク柄を選ぶ際は、狭い範囲に使うことと色味を落ち着いたものにするといいでしょう。
意外と失敗しやすい?柄や色味が控えめな壁紙選びのポイント
白背景に薄い色でデザインされた柄は、アクセントにならなくて失敗したと感じる方もいます。色味や柄は、太陽の当たり方によっては見え方が違うので気をつける必要があります。
サンプルを見て迷った際は、大きめサイズで事前に確認しておきましょう。
同系色の「濃いめ系」と「淡い系」の色を取り寄せて、実際に壁に貼ってみて遠目で確認することをおすすめします。
プロが伝授!ウォークインクローゼットのデメリットを考慮して壁紙を選ぶことも大切
多くの洋服やアイテムを収納するウォークインクローゼットのデメリットを把握して壁紙を選ぶことは大切です。色や柄選びに目がいきがちですが、住みやすい家作りには大切なポイントなので次のデメリットをチェックしておきましょう。
- ウォークインクローゼットのデメリット
- 湿気が溜まりやすい
- 独特なにおいがする
衣類や布団は1度使うと洗濯しても汗などを吸収しているので、ウォークインクローゼット内に湿気がたまりやすくなります。
さらに、洋服や物を詰め込みすぎることも風通しが悪くなることから湿気がたまる原因です。湿気を放置していると、カビが発生する可能性があります。せっかく建てた家にカビが発生してしまうと、独特なにおいがする他にアレルギーやシックハウス症候群といった身体にも影響を及ぼします。
カビや匂いを防ぐためにも、洋服はよく乾かす・収納しすぎない・定期的に換気をすることが大切です。家を立てる際に、湿度を調整してくれる吸放湿の機能や防カビタイプの壁紙を選んで対策する方法もあります。
ぜひ、今回紹介した、吸放湿や防カビ、消臭、抗菌機能を持つ壁紙をサンプルで探してみてくださいね!
まとめ
ウォークインクローゼットの壁紙選びは冒険しやすいですが、実際に住んでみることを考えると悩んでしまいますよね。
色味や柄に目がいきがちですが、ウォークインクローゼットのデメリットを把握しておくことで、吸放湿や防カビ、消臭、抗菌機能といった壁紙を選ぶ選択肢も広がります。実際に住んだ後の失敗を防ぐことも大切なので、ぜひ今回紹介したポイントと参考事例をチェックし、活用してみてくださいね!
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