構造見学会 参加の際のポイント
今日は「構造見学会」についてお話しします。
構造見学会は、家を建てる前や買う前にその会社の建てる家の壁の中や構造や施工の品質を確認できる大切な機会です。あまり多くの会社さんはしていないと思います。なぜなら?それは○○だからです。
この記事では、構造見学会で何をするのか、どこに注目すべきか、参加するメリット、注意点などを詳しく説明します。これから家を建てる方や買う方、または家づくりに関わる方々にとって、有益な情報になればと思います。
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⇒構造見学会参加時の見るポイント
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構造見学会とは
まずはそもそも構造見学会とは何か、そしてそれが完成見学会や住宅展示場とどう違うのかについて説明します。
構造見学会では、家の内部構造を見ることができます。それは、断熱材や気密材が施工され、内装工事が始まる前の段階や今まさに施工中の状態です。
その段階で参加する構造見学会では、施工の詳細や特徴について説明を受け、疑問点を質問することができます。また、気密性を重視する工務店では、構造見学会の際に気密を良くするためのポイントを実際の現場で説明を受けながら見せてもらう事も可能です。
完成見学会や住宅展示場とは、異なる特徴があります。
完成見学会や住宅展示場では、各工務店やハウスメーカーのモデルハウスを見学し、間取りや設備を実際に体験することができます。構造見学会はまさに建築途中。完成見学会や住宅展示場は完成していて住める状態のいわば壁の中身が一切わからない状態なのです。
構造見学会で注目すべきポイント
構造見学会で注目すべきポイントについて説明します。
まず、床・壁・天井の断熱材の施工精度や気密施工方法を確認します。
これは、夏に涼しく、冬に暖かい、長持ちする高性能住宅をつくるための重要なポイントです。また、外壁の防水処理と通気層も確認します。これらは、雨水の浸入を防ぎ、室内の湿気を排気し、壁内結露を防ぐために重要です。さらに、シロアリ対策(防蟻処理)も確認します。これは、長持ちする家をつくるために重要なポイントです。
構造見学会に参加するメリット
構造見学会に参加するメリットについて説明します。
構造見学会に参加する最大のメリットは、住宅展示場や完成見学会では見られない家の壁の中・施工途中・施工部分を自分の目で確かめられることです。建築を依頼しようとする工務店のいわば普段の仕事が確認できます。これにより、契約前に工務店の施工が丁寧であることを確認でき、家を建てた後に性能面で後悔することがなくなります。
以上が、構造見学会についての基本的な情報です。家づくりを計画している方は、ぜひこの情報を参考にして、構造見学会に参加してみてください。