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良く乾く・使いやすいランドリールームの収納  後悔しない6つのポイント~後悔事例・窓問題~ 

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タオル
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コストをかけてせっかく作ったランドリールーム。

 

「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまう方がいたらもったいないです。特に多いのは間取り・配置に関するものと、収納に関する後悔ではないかと

 

「せっかく作るのだから、満足して欲しい!」と切なる願いを込めて、ここではランドリールームの収納で後悔せず「作って良かった!」と感じていただくためのプランニングのコツ・ポイントをお伝えしていきます。

 

ランドリールームの間取り・設備に関しての情報は別記事:家事導線に優れたランドリールームのある間取り計画のコツ【メリットデメリット・失敗例・広さ】でご紹介しているのでそちらも併せてご覧ください。

 

またここでは、ランドリールームの収納にも大きく関係するので、カビ対策・乾きやすいランドリールームにするポイントもお伝えしていきます。家事導線短縮のために設けるランドリールームを、最大限活用するためにも重要な方法ですので、是非ご覧ください。

 

◆こんな方におすすめの記事
⇒しっかり乾いて実用的なランドリールームを作りたい
⇒ランドリールームにどの程度の収納があればよいか知りたい
◆この記事を読むと分かること
⇒後悔せずにランドリールームを設けるポイント
⇒使い勝手の良いランドリールームに欲しい収納

 

ランドリールームの収納に関するよくある後悔

後悔している

ランドリールームの収納計画を建てるうえで、先輩方(ネット情報ですが)がどのような後悔を抱えているのかも見ておくと、後悔なく使い勝手の良いランドリールームになります。

 

以下によくあるランドリールームの収納に関係する後悔事例をまとめましたので、ご覧ください。

  • 収納力が足りなかった
  • 収納を兼ねた作業スペースが使いにくい
  • 洗濯物が乾きにくい
  • 収納の中にカビが発生してしまった
  • ハンガー・ピンチ・アイロンなどの収納を考えていなかった

「収納をせっかく作ったのに収納しきれず物が出しっぱなし」になってしまうのでは意味がありません。

 

またランドリールームの収納を、アイロンをかけ・畳む・畳んだものを一次的に置く、といった作業スペースとしても計画するのは一般的です。収納を作業スペースと兼用にするのであれば、「作業しずらい」というストレスを感じてしまうことが無いよう計画したいもの。

 

重大なケースでは健康被害にも繋がる、湿気によるカビ問題も気になるところです。きれいにしまっていたものにカビが生えてしまう…というのも本末転倒ですよね。脱衣所も兼ねているランドリースペースの場合、湿気の対策はより一層重要なポイントなのです。

 

またタオルや下着のほかに、「しまえる場所がない…」と困ってしまうケースが多いのは以下アイテムだそうです。

  • ハンガー・ピンチハンガー・洗濯ばさみ
  • アイロン・アイロン台
  • (靴などを洗う)ブラシなどの洗濯道具
  • 洗剤・柔軟剤・漂白剤・洗濯石鹸

見えないようにしまいたい・これは見えていてもよい、価値観はそれぞれですが、どのようなランドリールームが良いか計画する際には、収納するものは何で、どこにあると便利なのか具体的に想像しながら計画していくことをおすすめします。

 

ランドリールームの収納で後悔しないための6つのポイント

ポイント

ランドリールームの収納で後悔される方が多いポイントを踏まえ、計画時に意識しておきたいポイントを6つピックアップしました。

  1. 収納するものを洗い出す
  2. 換気効率を万全にする
  3. 脱衣場・洗面所と兼用スペースにするか検討する
  4. 必要に応じて可動式の棚も検討
  5. スペースの有効活用ができる造作も検討する
  6. 収納スペースは作業別にまとめる

それぞれ詳しく解説していきます。

 

収納するものを洗い出す

ランドリールーム内で収納しておきたいものを洗い出すにあたり、まず決めておきたいのが以下の3つのポイントです。

  1. ランドリールームをどのような場所として使うか
  2. その作業をするには何が必要なのか
  3. ルーム内でどのように動けると便利か

この3つのポイントが定まると、収納したいもの、収納をどのように作れば作業効率が良いかも見えてきますよね。

 

ランドリールーム内で収納することが多いものは先にもお伝えしたものを含め、このようなものが挙げられるでしょう。

  • 洗濯機・乾燥機
  • フェイスタオル
  • バスタオル
  • 洗濯洗剤・柔軟剤・漂白剤・洗濯石鹸
  • ハンガー・ピンチハンガー・洗濯ばさみ
  • アイロン・アイロン台
  • (靴などを洗う際の)ブラシなどの洗濯関連アイテム

 

併せて、ランドリールームを脱衣所・洗面所と兼用される際に収納しておくと生活がスムーズになるのが以下のものです。

  • 肌着・下着類
  • パジャマ
  • 歯磨き関連アイテム
  • アイテムスキンケア用品など
  • シャンプーやボディソープなどの買い置き

こうしたアイテムが『どこに・どのように収納できていれば使い勝手が良いか』を考えながら、収納したいものをリストアップしてみましょう。

 

換気効率を万全にする

ランドリールームで部屋干しする、脱衣所を兼ねて浴室に隣接している場合には、特に換気効率を考えておくことが重要です。

 

例えば収納を密閉できるような作りにせず、収納内部も風通りの良いようにしておくことも有効策の1つ。それと併せ、ランドリールーム内が「洗濯物が乾きやすい」「風が流れるよう窓を設置する」なども重要なポイントです。

 

乾きやすいランドリールームにするコツは、この後の「【収納内のカビ対策も万全!】乾きやすいランドリールームにするコツ」でご紹介するので是非参考にしてください。

 

脱衣場・洗面所と兼用スペースにするか検討する

脱衣所・洗面所とランドリールームを兼用スペースにするかどうかは、しっかり検討しておきたいポイントです。ご家族にとって兼用スペースにするのがメリットになるか、デメリットとなりやすいのか考えて決めていただくことをおすすめします。

 

参考までに、脱衣所・洗面所とランドリールームを兼用スペースにした場合のメリットとデメリットを表にまとめましたのでご確認ください。

 

メリット デメリット
脱いだものをその場で洗濯機に入れられる 湿気対策をしておかないとカビのリスクがある
(収納されていれば)入浴後新しい下着などがその場にあるので楽 入浴中の人がいると作業しづらいこともある
洗濯に関する作業が集約できる 家族の入浴時間がバラバラだと長時間湿気がこもる
必要なものが一か所に集まるので家事が楽
広々したスペースが確保しやすくなる

 

『生活時間帯は全員そろっている、部屋干しもしたいけど換気対策もする、何より脱衣所・洗面所が狭いのが嫌!』という方にはランドリールームと兼用スペースにすることは大きなメリットになるでしょう。

 

逆に『お風呂に入る時間はバラバラだし、なんとなくランドリールームにお客さんが立ち入るのは嫌!』という場合は、ランドリールームは独立して設けたほうが良いでしょう。

 

必要に応じて可動式の棚も検討

ご家族のライフスタイルの変容や、収納していたものを買い替えてサイズが変わってしまった、というときに収納の使い勝手が悪くなっては困ります。

 

ランドリースペースがある程度限られていたり、限られた収納を有効活用しやすくするためには、固定の棚ではなく可動式の棚を採用しておくのも有効策です。市販の収納でも、作り付けの造作収納でも可動式にすることは可能ですから、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

 

スペースの有効活用ができる造作も検討する

市販品でなんとかしようとした結果、ランドリールーム内に「デッドスペースができてしまう」という後悔に繋がってしまう事例もあります。無制限に収納を作れるわけではありませんし、何よりデッドスペースがあると「見栄えが悪い・埃が貯まりやすくなる」というデメリットも発生してしまうことに。

 

そうしたデメリットを回避するには、家を建てる時やリフォーム時に工務店やメーカーに作り付け(造作)のオーダーをするのが最善策です。ご自宅のスペース、しまいたいものの量に合わせ最適なサイズ・デザインで内装イメージにも併せた収納を作り付けすることができます。

 

造作だからこそ、収納だけでなく作業台を折りたたみ可能にするということもできます。作業台の高さやサイズ感をご自身のちょうどよいよう設計するなど、細かな希望も取り入れたランドリールームが実現できます。

 

収納スペースは作業別にまとめる

ランドリールームの収納で後悔しないために、最後にお伝えしたいポイントは「作業ごとに収納場所をまとめる」ことです。例えばアイロンをかける時のことを考えてみてください。

 

『アイロンは作業台の下にあるけど、アイロン台は収納スペースがないから少し離れたところにある』、のではスムーズな導線とは言えません

 

次に洗濯物を干す時のことも考えてみてください。

 

『洗濯機から出してそのまま干せるようにポールを配置した。干そうとしたらピンチハンガーはすぐ出るけど、ハンガー・洗濯ばさみに手が届かない!』というのも毎日だと相当ストレスです

 

家事の時間を短縮するためのランドリールームですから、『洗濯物を干すアイテムを取りに行く』という名のない家事に時間をとられるのも面白くありません。こうした時間的ムダを無くすためにも、作業別にまとめて収納できるよう、使い勝手も考えて収納場所を決めましょう。

 

ランドリールームの収納丸見え問題への対策法

アイデア

脱衣所や洗面所と兼用のランドリールームにするご家庭も増えていますが、そうなると気になるのが「収納が丸見えになってしまう」という問題ですよね。使い勝手も損なわず、簡単に目隠しになるランドリールームの収納アイデアを見ていきましょう。

 

  • 収納部分を一か所にまとめカーテン・ブラインドで隠せるようにする
  • 収納ボックスやバスケットを活用する
  • 作業台にもなるチェストを収納として造作する

『誰かを招いた時に、ランドリールームの収納を目隠ししたい!』

 

のであれば、カーテンやブラインドで隠すと普段の利便性は損なわれることなく、目隠しできます。

 

また普段から収納ボックスやバスケットなどでおしゃれに目隠ししつつ収納しておくと、ホテルのようなスッキリとした空間で毎日を過ごせます。ただし通気性の悪い収納ボックスにしてしまうと、収納していたものにカビが生えてしまった、なんていうことにもなりかねませんので、通気性も考えて選びましょう。

 

「作業台を兼ねてチェストが良い」ならば、通気性の良い作りのものを選ぶのもコツです。収納を造作する場合には、目隠しも兼ねて扉部分に細い木材で縦格子を造作するなどすると、おしゃれな印象にもなります。

 

ランドリールームの収納を造作するメリット

チェック

ランドリールームの収納をを造作(作り付け)にするか悩む方は、以下の造作にするメリット・デメリットを見て検討してみてください。

 

メリット デメリット
内装にあった収納を作り付けできる コストがかかる
空間にシンデレラフィットする収納にできる
折りたたみなど欲しい機能をとり入れられる 違うものにしたい時に気軽に買い替えしずらい
自分にあったサイズで使い勝手の良い作業場所になる

コストとしては、どれだけのものをどんな素材で作るかにより価格は変わります。ですが数万円といった話ですむ場合がほとんどですから、市販品でもデザインや素材にこだわるなら大きな違いは感じないのではないでしょうか。

 

また内装と同じ素材を使う、収納には扉をつけたいが通気性も気になるので縦格子で作りたい、といったオーダーも可能なので、希望に合ったものを作れるのは最大の魅力でしょう。

 

【収納内のカビ対策も万全!】乾きやすいランドリールームにするコツ

ランドリールームの収納を快適で安心して使えるために重要な、洗濯物の乾きやすいランドリールームにするコツを以下にまとめました。

 

  1. 窓・換気扇を付ける
  2. サーキュレーターを配置する
  3. 隙間を開けて干せるよう計画する
  4. 物干しは2本以上設置しておく

 

余談になりますが、洗濯物の生乾き臭を防ぐためには、5時間以内に乾かせることが必須条件です。ご家族の人数が多いと洗濯物が多くなりますが、早く乾かすためにも換気効率の良い空間にしておくことは欠かせません。

 

窓があるのとないのとでは、乾きやすさに大きな違いがあります。窓は大きな開口である必要はありません。不在中に部屋干しするご家庭も多いでしょうから、風の通り道となるよう開けられ防犯面でも安心なすべりだし窓の設置がおすすめです。

 

窓を大きく開けなくても、雨が降っていても乾きやすい空間にするためにおすすめなのが「サーキュレーター」です。雨の日で窓を少し開けて換気扇を付けてサーキュレーターを回せば、4人家族の1日分の洗濯物でも5時間以内で乾きます。(洗濯物量が多かったり、厚手のものが多いと一度に乾ききらないこともあります)

 

また、効率よく洗濯物を乾かすためには、密集して干さないことも重要です。そのためご家族人数が4人以上の場合は、物干しのポールはできれば2本以上あると安心です。この場合、サーキュレーターの風を効率的に浴びせられるよう、平行した配置にするのもおすすめですよ。

 

ランドリールームの収納は計画が鍵!湿気対策&使い方から検討すべし

家計簿をつける女性

ランドリールームの収納問題は、検討が不十分だと使い勝手が悪く、家事効率向上には繋がりません。

使い勝手が良く、快適で、気持ちよく毎日使える空間にするためには、以下のポイントをしっかり検討することが重要です。

  • どのように使う場所か
  • 何をどれだけ収納しておきたいか
  • 毎日の家事が楽になる収納の配置か

ここまででお伝えしてきたポイント・情報を参考にしつつ、ご自宅をより快適に過ごせる場所に、無駄を減らしてご家族の笑顔を増やすために役立てていただければ幸いです。

ランドリールームの収納を造作したいけど、どうするのが良いかわからない』というときには、是非当社にご相談ください。

 

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