愛知県で平屋を建てたい!失敗しない工務店の選び方・平屋設計のポイントをご紹介
最近…「愛知で平屋を建てたい!」「家族が快適に過ごせる平屋が気になる!」と今注目されています。
建設費用をおさえつつ、おしゃれなデザイン・間取りのカスタマイズのしやすさ、そして災害に対して強いと評価されているからです。
しかし、日本では二階建て住宅が主流なため、住宅メーカーによっては平屋に対応していない場合もあります。そのため、平屋を建設するなら地元の工務店を利用するのがおすすめ。
工務店は設計において柔軟な対応やコストパフォーマンスの高さ、地域特性を踏まえた適切なアドバイスが受けられるからです。この記事では「平屋を建てる5つのステップ」「失敗しない工務店の選び方」を紹介していきます。
愛知県で平屋の新築を検討されている方は、理想の家づくりのためにぜひチェックしてみてください。
愛知県で平屋を建てるメリット
この記事のもくじ
平屋にかぎらずですが、愛知県で土地を購入して家を建てる方が増えています。
理由は愛知県は今後、地価の値上がりが期待されているからです。※地価とは、土地の市場価値を示す指標であり、その土地が取引される際の価格のことを指します。
そのため、資産価値の高い土地を今のうちに購入しておこうという方が増えています。
愛知県の今後の土地価格については、こちらの記事で詳しくご紹介しているのでぜひ、ご覧ください。
平屋が選ばれる理由
かつて平屋は「昔ながらの家」というイメージでしたが、最近では将来を意識する若い世代からの関心が高まっています。
平屋が選ばれる理由=平屋のメリットは、2階建てとは違ったシンプルなデザイン性や平屋ならではの住みやすさがある点です。
平屋住宅には多くの魅力がありますが、注目したい点は以下3つです。
それぞれ詳しく解説していきます。
- フラットな空間で子どもからシニアまで快適!
- 災害によるダメージが受けにくい
- 足場代カットでコストを軽減
フラットな空間で子どもからシニアまで快適!
平屋住宅は階段がありません。そのため、転倒や転落のリスクが低く体に優しい設計が特徴的です。
フラットな空間は子どもからシニアまで安全で安心に暮らせるうえ、生活動線や家事動線もスムーズです。家族全員がいつまでも快適な暮らしを実現できます。
災害によるダメージが受けにくい
平屋が災害に強い理由は、シンプルな構造とワンフロア設計にあります。
具体的には以下の点です。
- 地震時の揺れが均等に分散する
- 階段がないため、避難経路も確保しやすい
- 屋根が比較的低いため、風や雪の影響も少ない
このように災害によって受けるダメージを減らすことができるのも、平屋住宅の大きな魅力です。
足場代カットでコストを軽減
2階建てがない平屋では、外壁の手入れや修繕時に足場を組む必要が少ない分、メンテナンス費用をおさえることが可能です。
平屋を建てるデメリット
平屋住宅には多くのメリットがある一方、いくつかのデメリットもあります。
- 周りの環境次第で日当たりが悪くなることがある
- 欲しい広さを実現するには2階建てより大きな土地が必要になる
- プライバシーをとにかく重視する人には向かない
- 全部屋が1階部分に配置されるため防犯対策が必要
- 生活時間帯が異なる家族間では不都合な場合もある
平屋を建てるデメリットについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
土地選びから外観デザインの検討まで、ぜひ参考にしてみてください。
平屋を建てる5つのステップ
いざ、家を建てよう!と思っても何から始めていいか悩みますよね。
その悩みは家づくりの流れを知っておくことで解決します!平屋を建てる5つのステップを知っておけば、計画から完成までスムーズに進めることができるので、ぜひチェックしてみてください。
予算を決めて資金計画を立てる
平屋を建てる最初のステップは、予算を決めて資金計画を立てることです。
まず、自分たちがどれくらいのお金を使えるかを把握することから始めましょう。
予算の中には、以下の費用が含まれます。
- 土地の購入費用
- 建物を建てるための費用
- 設計費用
- インテリアにかかる費用
予備費用予算を踏まえた上で住宅ローンを組む・貯金を使うなど、どのように資金を用意できるかを考えることで、計画的に家づくりを進めることが可能です。
見学会・モデルハウスを見に行く
次に大切なのは、実際に見学会やモデルハウスに行ってみることです。
自分の目で見て触れることで平屋の家がどんな感じなのか、具体的にイメージすることができます。モデルハウスでは実際の生活空間を見て、間取りやデザイン、使い勝手を確認してみてください。
見学会では建築中の家を見ることで、施工のクオリティや工務店の仕事ぶりもチェックできます。見学会・モデルハウスを見に行くことで自分たちの理想に合った家を見つけやすくなり、どんな家を作りたいかをイメージしやすくなるのでおすすめです。
どんな家にしたいか検討する
家族全員が快適に過ごすためには、どんな家にすればいいのか?家族全員の意見を聞きながらじっくり考えて設計することが大切です。
家族の将来的なライフスタイルも考慮しながら、どのような間取りが良いかを考えましょう。
例えば、リビングを広くしたい・将来的に子ども部屋を増やしたい・キッチンやバスルームの位置はどうするかなどを決めます。また、どんな設備やデザインを取り入れたいかも検討してみてください。
平屋の特徴を活かして、フラットな空間で移動しやすく、生活しやすい動線を作ることがおすすめです。
信頼できる工務店を選ぶ
次に、施工を担当する工務店を選びます。信頼できる工務店を見つけるために、まずは過去の施工実績や評判を調べる。
いくつかの工務店と相談し、どこが自分たちの希望や予算に合っているかを比較することも大切です。次の章で、失敗しない工務店の選び方をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
施工を進めて完成をむかえる
工事が始まったら、進捗を定期的にチェックすることがポイントです。
工事が順調に進んでいるか・品質に問題がないかを確認し、何か気になることがあればすぐに工務店に相談しましょう。最後に設計通りに仕上がっているかを確認し、もし修正が必要な場合は早めに対応してもらってくださいね。
すべてが完了したら新しい家での生活が始まります。家族全員が快適に過ごせる新しい住まいでの生活を楽しんでください。
失敗しない工務店の選び方4つ
前の章でお伝えしたように、理想のマイホームを建てるには信頼できる工務店選びが重要です。
しっかりサポートしてくれる工務店を見つけ出すにはどうしたらよいのでしょうか?工務店選びに失敗しないためにも、以下の4つのポイントをチェックしてみてください。
施工実績と評価をチェックする
検討している工務店がどのような仕事をしてきたのか、過去の施工実績を確認してみましょう。
HPなどに施工実績を載せている工務店がおすすめです。具体的なプロジェクトの内容や完成写真を見れば、その工務店の技術や品質を知る手がかりになります。また、お客様からの評価やレビューも重要です。
実際にその工務店を利用した人たちがどのような感想を持っているのか、どんな点を評価しているのかをチェックしてみてください。良い評価が多い工務店は信頼できる可能性が高く、トラブルが少ない傾向があります。
しっかりコミュニケーションがとれるか?
工務店とのやり取りがスムーズかどうかは、重要なポイントです。
工務店と話をする際に、自分の希望や考えがしっかりと伝わっているかどうかを確認しましょう。
例えば「どんな小さな質問にも丁寧に答えてくれるか」「あなたの意見にきちんと耳を傾けてくれるか」などです。しっかりコミュニケーションが取れる工務店は、あなたの希望を丁寧にヒアリング・理解し、理想の家づくりを提案してくれます。
一方、コミュニケーションがうまく取れないと、期待と仕上がりにズレが生じ、トラブルが起こる可能性があります。
費用についての説明が十分か?
契約内容と保証については、しっかり確認することが大切です。
まず、契約書には工事の詳細・費用・工期・完成後のサポートなどが記されています。
これらの情報がきちんと明記されているかを確認しましょう。
また、保証内容も確認が必要です。保証がしっかりしていると万が一、工事後に問題が発生した場合でも、安心して対応してもらえます。契約書をよく読んで、不明な点があれば担当者にしっかりと説明してもらいましょう。
平屋設計のポイントと対策3つ
しっかりと考えて建てた平屋でも、住み始めると「これをこうしておけばよかった…」と後悔する場合があります。
そんな後悔を避けるために、事前に平屋設計のポイントをチェックしてみてください。ここでは、平屋設計で後悔しやすいポイントと対策3つをご紹介します。
家族全員が快適に過ごせる空間作り
平屋住宅の設計は、家族の生活空間が一つのフロアにまとまるためコミュニケーションが取りやすくなりますが、一方で個々のプライバシーの確保が難しくなります。
個々のプライベート空間を確保するためには、間取りの設計段階から対策を考えておきましょう。
例えば、寝室や作業部屋などプライベートな時間を過ごす部屋は、人が集まるリビングやキッチンから離し、家の奥や静かなエリアに配置してみるといいでしょう。他にも、「防音効果の高い壁にする」「コの字型の住宅にして中庭をつくり部屋同士の距離を離す」といった方法もおすすめです。
スペースを効率よく活用する
平屋住宅はシンプルなワンフロア構造が魅力ですが、収納スペースが限られてしまいがちです。
限られた空間を効率よく活用するためには、設計段階での工夫が必要です。
例えば、クローゼットや棚を壁の中に組み込んだり、ロフトの階段下のスペースを活用したりすることで、スッキリとした空間を保ちつつ収納力をアップさせることができます。収納スペースを工夫することで、生活動線がスムーズになり、モノの出し入れもしやすく快適な暮らしが実現します。
土地が広いとコストが高くなる
平屋住宅は面積を縦に増やせる2階建て・3階建ての住宅と違って、横に広がる設計のため広い土地が必要となり、土地代が高くつくことがあります。
また、床面積が広がるため基礎工事や屋根工事の費用も高くなりがちです。土地代や建築費用をおさえるには、計画段階で自分たちに必要な土地の広さを把握し、それに合った土地を選ぶことが大切です。
平屋のおすすめデザイン
平屋の間取りを考える際には、家族の生活にあった間取りをつくることが大切です。
代表的な平屋の間取りには、以下の4パターンがあります。
それぞれの特徴をふまえてご自身のご家庭にあった、間取りづくりの参考にしてみてください。
以下では、とくに平屋住宅で人気の高い「I型の間取り」と「コの字型の間取り」の具体例をご紹介します。
【 I型 】2LDKの平屋間取りプラン
一人暮らし・二人暮らし向けの2LDKのコンパクトな平屋間取りです。
広いリビングとウッドデッキを組み合わせることで、さらに広がりのある空間を作り出しています。広いリビングでは、各自の動きが邪魔されることなく、動線もぶつかりません。
【 コの字型 】3LDKの平屋間取りプラン
ウッドデッキのあるコの字型の3LDK平屋間取りです。
コの字型の間取りであれば部屋数の多い平屋であったとしても、生活空間を分けることができプライベート空間を作ることができます。さらに、収納エリアとしてパントリーやウォークインクローゼットを採用している点が、使いやすさを高めるポイントです。
平屋づくりを知って理想の家を建てよう
平屋はおしゃれなデザインや災害に強いなどの理由から、若い世代からシニア層まで幅広い年代の方に人気があります。
ただし、ライフスタイルやコスト面などのデメリットを理解しておくことも大切です。
とくに、間取りは限られたスペースの中で考えなければならないため、2階建てよりも難しく感じることも…。建売のハウスメーカーの平屋の間取り提案にしっくりこない場合は、工務店へ相談するのがおすすめ!
実は平屋住宅を建てる際、ハウスメーカーや不動産会社に注文住宅を依頼しても、実際の施工は工務店が請け負っていることが多いです。
しかし、最初から工務店と直接契約することで、ハウスメーカーや不動産会社への仲介手数料といったコストをおさえることができ、家の建設予算に回せるのでお得ですよね。
この記事では、「平屋設計のポイント」「失敗しない工務店の選び方」をご紹介しました。少しでも皆様の理想の家づくりの参考になれば幸いです。