名古屋の工務店として注文住宅の相談は体感型モデルハウスがある丸協。名古屋のスノーピーク代理店として心地よさとスノーピークの遊び心を併せ持つ提案をしています。 

リノベーションの必須5ポイント 纏めました

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
詳しいプロフィールはこちら

リノベーションの必須5ポイントと書いておきながら

ポイントは5つ以上になってしまいました(笑)まあ、それはさておき本題へ。

——————————————————–

リノベーションは「住まいを自分らしく再設計できる楽しみ」が魅力の一つです。

 

しかし、工期が遅れたり予算オーバーしたりと、事前準備不足が原因で後悔するケースもあります。

 

この記事では、まずはリフォームとリノベーションの違いから、計画段階での注意点、名古屋の信頼できる工務店の選び方、工期の目安や間取りの工夫ポイントなどを紹介します。成功するリノベーションのコツを押さえて、理想の住まいを手に入れましょう!

 

◆こんな方におすすめの記事
⇒リノベーションを検討し始めた方
⇒とは言え何に注意したらいいの?

◆この記事を読むと分かること
⇒リノベーションとリフォームの違い
⇒悪徳業者の手法

 

リフォーム と リノベーション 違い

リフォームとリノベーションは、どちらも建物の修繕や改修を指しますが、それぞれの目的や内容に違いがあります。以下にその違いを簡単に説明します。

 

リフォーム

意味: 「修繕」や「元の状態に戻す」というニュアンスがあります。

目的: 古くなった建物や設備を修復・修繕し、主に現状を維持または少し改善すること。

内容:壊れた部分の修理(壁紙の張替え、雨漏り修理など)・ 水回りの設備交換(キッチンや浴室の入れ替え)経年劣化を補うための作業

 

例:傷んだ床材を張り替える。外壁を再塗装する。

リノベーション

意味: 「刷新」や「再生」というニュアンスが強く、建物に新たな価値や機能を加えること。

目的: 建物の骨格(構造)は活かしつつ、大幅な改修を行い、新しいデザインや使い方を実現すること。

内容:間取りの変更(例: 2部屋を1部屋にする)・デザインの一新・省エネ性能の向上や最新技術の導入

 

:古い倉庫をカフェやアトリエに改装する。住宅全体をモダンなインテリアデザインに改修する。

 

リノベーションを行う前に確認する

目的を明確にするポイント

リノベーションの目的は人それぞれですが、以下のような例があります:

  • 住みやすさの向上:動線を改善し、生活しやすい空間にする
  • デザイン性の追求:自分好みのスタイルに一新する
  • 資産価値の向上:賃貸用や売却を見据えてリノベーションを行う

まずは「何のためのリノベーションか」を考え、それをノートなどに書き留めておくと後々見返すこともできますので是非やってみてください。

優先順位を決めるステップ

・要望リストを作成する
家族全員の要望をヒアリングし、【やりたいこと】を箇条書きにします。はじめはお金のことは考えずに今頭に浮かんだこと、以前から気になっていた事等すべてを書き出してみてください。同じ家に住んでいても【やりたいこと】が違う場合が多くあります。

 

・「必要なもの・コト」と「欲しいもの・コト」を分ける
例えば、家事導線を良くする間取り変更は「必要なコト」。おしゃれな造作棚は「欲しいもの」に分類します。それらは一杯出た項目な中から最終的に全部はできないかもしれないけれど、選択の順番の目安になります。ここで言うおしゃれな造作棚は予算の都合であきらめる場合も出てくるかもしれません。なぜなら、【必要なコト】のほうが優先順位が高いと思うからです。

 

・実現したい項目を絞り込む
予算や工期を考慮し、リストを見直し「絶対に譲れないポイント」に優先順位を付けます。これは先のお話とは矛盾するように見えますが、旦那さん・奥様・おじいちゃん・おばあちゃんや子供さんのそれぞれ望むことが違うためです。旦那さんの欲しいものは、奥様の必要なコトよりも優先順位は低いのでは?まあ、これはその家族のパワーバランスにもよります。。。

 

予算計画と費用の目安

リノベーションを進める上で、予算計画は成功の要です。計画が甘いと「予算オーバー」「工事の中断」などのトラブルにつながります。以下に、費用の目安やポイントを解説します。

リノベーション費用の内訳

リノベーション費用は以下のような項目に分かれます:

  1. 設計費:設計士やデザイナーに依頼する場合の費用
  2. 施工費:工事にかかる費用(解体、設備、内装工事など)
  3. 諸費用:役所への申請費用、追加オプション費、家具・家電購入費など

費用の目安

部分リノベーション(キッチン・バスルームのみ):50万円~200万円程度?

全体リノベーション(マンション):500万円~2,000万円程度?

フルリノベーション(一戸建て):1,000万円~3,000万円以上かかることも

規模や使用する素材、地域によっても異なりますが、目安を知っておくことで、全体像が見えてきます。上記金額はおおよその目安です。それぞれの工事項目でそれ以上に費用が掛かる場合も当然あります。フルリノベーションで3000万円を超える事も勿論あります。

予算計画のポイント

費用の10~20%は予備費として確保する
予期せぬ追加工事や変更に対応するため、余裕を持たせましょう。リノベーションの場合壁や床を剝がしてみてびっくり!!! シロアリが~とか、断熱材がない、、、ということもあり、最悪の場合は図面の個所に【筋交いが無い】こともあります。このお話は実話です。

リノベーションをする際はインスペクションなどを行い、なるべく建物自体の状態を把握してから行うのですが、始めにどうしても発見できない箇所もある事はご承知おきくださいm(__)m

 

コストパフォーマンスの良い素材を選ぶ
例えば、床材は高価な無垢材だけでなく、機能性に優れたフローリング材なども選択肢です。しかしこれについても両者それぞれにメリットデメリットがありますので担当者さんに価格以外のメリットデメリットを聞いてみてください。

 

補助金・助成金を活用する
「省エネ住宅ポイント制度」や「長期優良住宅補助金」などをうまく活用すると、負担が軽減されます​​。

リノベーションを名古屋市内でご検討中の方へ

地元文化を取り入れたデザイン
名古屋には、伝統的な和風建築やレトロな商店街が多く存在します。リノベーションによって、これらの文化を現代の生活に取り入れたユニークな住空間を作ることができます。始めから全部壊す事を考えるのではなく、使えるものは何か無いかな?という視点で見てみてください。以外と【これいいね!】というものが見つかるかも?

 

アクセスの良さを活かした都市生活
名古屋は全国的な交通の要所として知られています。駅近物件や都市部の利便性を活かしながら、自分好みの空間を作るリノベーションが注目されています。リニアが開通すれば東京へも通勤圏内?

 

中古物件の活用
新築に比べて手頃な価格で購入できる中古物件をリノベーションすることで、コストを抑えながら理想の住まいを実現するケースが増えています。注意点は解体してみないと傷んでいる場所や程度がわからないということがリスクの1つであります。

 

リノベーションで間取り間取り変更時の注意点

リノベーションで間取りを変更する際には、以下の点に注意することが重要です。

 

構造上の制約: 建物の構造に影響を与える壁や柱を取り除くことはできません。専門家の助言を受けて、構造を損なわない設計を検討しましょう。基本的な事ですが、たまに、それらを無視して施工する会社さんもあるようです。まずはお手持ちの図面を見てもらい、どこの壁は撤去できないのか?できるのか?を把握することから始ます。

 

配管・配線の確認: キッチンやバスルームの位置を移動させる場合、配管や配線の再配置が必要になることがあります。コストや工期に影響を与えるため、事前に十分な計画を立てましょう。また、大幅な位置変更をする場合、排水勾配のことも少し頭にいれておくと良いかもしれません。

 

採光と通風: 新しい間取りが十分な自然光や風通しを確保できるかを確認しましょう。快適な住環境を実現するための重要な要素です。

 

防音対策: 部屋の配置を変える際には、防音対策を施すことで、快適なプライバシーを確保できます。せっかくリノベーションするのでしたら今より快適にしたいですよね。

リノベーション 工務店

専門分野の強みを把握
工務店によって得意分野は異なります。デザイン性に優れた工務店や、コストパフォーマンスを重視する工務店など、目的に合った選択が重要です。お客さんの求める事柄をしっかりと把握・理解する能力も必要です。【過去には断熱効果を高めたい】と言うお客さんの要望に対して【クロス張替え】の提案をした工務店さんもあったと聞いたことがあります。

 

コミュニケーション力
理想の住まいを形にするには、工務店との円滑なコミュニケーションが欠かせません。初回の相談時から丁寧で親身な対応をしてくれる事はもちろん、お客さんの要望への理解度も判断基準の1つとなります。また、要望一つ一つに対して、大まかで良いのである程度の概算金額を伝えてくれるのもお客さんにとっては、今どれくらいの増額なのか減額なのかが把握できるのでその様な対応をしてくれる担当者さんは嬉しいですね。

 

現地調査の充実度
現地調査をしっかりと行い、物件の状況を詳しく説明してくれる工務店は信頼性が高いです。いい加減な調査をする業者は避けましょう。実生活において風邪気味だから病院に行き熱っぽいです、、、と伝えたすぐに【手術が必要です、入院してください】なんて言われても、、、となります。リノベーションにおいてはまず現状の傷み具合を確認(インスペクション)してから、その後、お客さんの要望に応える為には○○が必要で■■位の予算と時間が必要ですよ?って説明が望ましいのかな?と思います。

 

リノベーション 期間

計画

具体的な要望の整理や間取り作成デザインを決める期間が必要です。それに伴い見積作成期間。打合せ頻度や時間によって異なりますが、おおよそ1~3か月程度かなと。

 

申請・許可手続き等

マンションの場合、管理組合への連絡や打合せ。確認申請が必要な場合作図期間でおおよそ1~2か月程度。

 

工事準備期間

資材発注や工事日程の調整等でおおよそ2~4週間程度。

 

工事期間

規模内容によって大きく異なりますが、2週間~4か月程度?これは物件ごとに大きく変わりますので工事店に確認が必要です。仮住まいが必要な場合は良く打合せした方が良いです。

 

リノベーション 後悔 ポイント

リノベーション後に後悔するポイントは、事前の計画や確認不足からくることが多いです。以下に、一般的に後悔しやすいポイントとその対策をまとめました。

デザインや間取りの不満

後悔例

動線が悪く、生活しづらい。

 

家具の配置を考えずに設計したため、スペースが使いにくい。

 

デザインを重視しすぎて実用性が低下した。

対策

家族の生活スタイルを考慮し、動線をシミュレーションする。雑誌やSNSから情報を得るのも良いが実際生活するのは自分自身。自分の生活にFITするのかどうか。今一度ご検討を。

 

家具や収納の配置も具体的に検討する。仕上げや雰囲気ばかりに気を取れれがちですが、そこは落ち着いて実生活を間取りに落とし込みましょう。

 

デザインだけでなく、実用性やメンテナンス性を重視。生活するのは自分自身。趣味趣向はもちろん家族構成や価値観は千差万別。自分の【やりたい】【住みたい】に自信をもって、また金額面だけで選ぶと【安物買いの銭失い】になりかねないので耐久性も考慮してください。


予算オーバー

後悔例

途中で追加費用が発生し、予算を超えた。

 

想定外の工事費(配管や構造部分の修繕)が発生。

対策

見積もりの細かいところまで業者からの説明を受けましょう。その見積もり内容の説明ができないような業者はちょっと、、、お断りしてもいいかも。

 

追加費用に備え、予算の10〜20%程度を余裕として確保する。工事が始まれば予期しない建物の痛みが発覚することもシバシバ。予想外なことがないに越したことはありませんが予算に余裕をもっておくことは大切です。予想外なことがなくても色んな情報がどんどん入ってきて【あれ欲しい】【これ欲しい】となっちゃうかも?知れません。どうせやるならこの機会に!って殺し文句には気を付けましょう。


収納不足

後悔例

収納スペースが足りず、部屋が散らかりやすい。

 

クローゼットの奥行きや高さが不十分。

対策

家族の持ち物や収納量を事前に把握し、それに合った収納を計画。またはこの機会に断捨離も良いかも。

 

将来的な収納需要も考慮。今が物の量のピークでは無いはずです。余裕を持った収納計画を。しかし収納が有れば有るだけ物が増える、、、と言う事もありますので、、、


設備や素材選びのミス

後悔例

キッチンやバスルームの設備が使いづらい。

 

安価な素材を選んだため、劣化が早い。

 

床材や壁材が生活に合わなかった(滑りやすい、掃除しにくい)。

対策

設備や素材はショールームなどで実際に触れて確認する。カタログだけでは分かりにくい事もあります。現物を見る事はとても大切です。面倒かもしれませんが自分事ですので是非ご確認を!

 

耐久性やメンテナンスのしやすさを優先する。ず~っと使うのですから長持ちする物を。


 光や風通しの問題

後悔例

照明の配置が不十分で暗い部屋になった。

 

通風を考慮せず、部屋が暑くなりやすい。

対策

自然光や風の流れを設計段階で考慮する。コンセントの不足にも注意しましょう。

必要に応じて窓や換気設備を増やす。


工事後の不具合

後悔例

壁紙がすぐ剥がれる、床が軋むなどのトラブル。

 

断熱や防音が不十分で快適性に欠ける。

対策

信頼できる業者を選び、施工後の保証内容を確認する。ひどい業者に当たるり【やり逃げ】何てことが無いように。

 

工事中に進捗を定期的に確認することで、万一工事内容に間違いがあった場合や、お客さんの心変わりがあって変更をお願いするときもなるべく早いほうが良いですから。


家族の意見を反映しなかった

後悔例

家族の意見を取り入れず、自分だけの好みで進めた結果、不満が出た。

 

対策

家族全員で要望を話し合い、優先順位をつける。夫婦間で意見が対立したら?よく見られているブログです↓

 

プロの意見も参考にしてバランスを取る。自分の意見を押し通しにくいときは担当者のせいにしてみても?(笑)


将来の変化を見越していなかった

後悔例

子どもが成長してから部屋が手狭になった。

 

高齢になったときの生活を考慮していなかった。

 

対策

将来のライフスタイルの変化も視野に入れる。将来ひょっとして車いすになった時などにトイレへのアクセスのし易さをを考える。訪問介護などを利用する時の事も想定しても良いかも。

 

バリアフリーやフレキシブルな間取りを検討する。

 

まとめ

リノベーションは新築に比べ費用や期間も短いですが、それ相応に費用も時間もかかります。場合によっては新築工事を発注するよりも精神的ストレスはかかってしまいます。それに加えて失敗なんてしてしまっては目もあれてません。後悔先に立たずですので

 

①ご家族と話し合い十分な計画を立てる

②プロの力を活用する。

③予算・資金管理を慎重に。

④デザインよりも実用性を重視?

⑤設備や素材選びを慎重に。

⑥採光や通風の確保

⑦耐久性が良く長持ちする素材選定を。

 

リノベーションの成功のカギは、計画の段階でいかに問題を洗い出し、対策を講じるかです。プロの意見を取り入れつつ、自分たちの生活に合った設計をじっくり考え、納得のいく家づくりを是非成功させてください!

この記事を書いている人 - WRITER -
詳しいプロフィールはこちら

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください