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シーリングファンが効果ないって本当?デメリット3つなど徹底解説!

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シーリングファンが効果ないって本当?デメリット3つなど徹底解説!
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この記事で解決するあなたの悩み
  • シーリングファンの効果って本当にあるの?
  • メリット・デメリットを知りたい
  • どんな家に向いているのか知りたい

シーリングファンを設置しようか迷っているけど、「本当に効果があるの?」「掃除や電気代が気になる…」と悩んでいませんか?

オガタ

そこで、住宅設備の専門家がシーリングファンのメリット・デメリットを徹底調査し、あなたの疑問を解決します。

この記事でわかること
  • シーリングファンの効果とメリット・デメリット
  • 失敗しない選び方のポイント
  • よくある疑問とその答え

シーリングファンを上手に活用することで、快適な住環境を手に入れることができます。

特に、「冷暖房効率を上げて電気代を節約したい」「おしゃれなインテリアにこだわりたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

【結論】シーリングファンは効果あり!効果ない家もあり

この記事のもくじ

シーリングファンは、部屋の空気を循環させて冷暖房の効率を高める設備です。

特に吹き抜けや天井が高い家では効果を発揮し、電気代の節約や結露防止にもつながります。

ただし、天井が低い部屋や狭い空間では効果が薄い場合もあるため、設置前に自宅の環境を確認することが重要です。

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適切に活用すれば、快適で経済的な住環境を実現できますよ。

シーリングファンのメリット5選

メリット

シーリングファンには、室内の空気を効率よく循環させることで快適な環境を作るメリットがあります。

冷暖房の効率化、部屋干しの時短、結露やカビの防止など、さまざまな効果が期待できます。

ここでは、シーリングファンを設置することで得られる5つのメリットを詳しく解説します。

メリット①:冷暖房の効率が良くなる

シーリングファンを使用すると、天井付近にたまった暖気や足元にたまった冷気を効率よく循環させ、室内の温度を均一に保ちます。

これにより、エアコンの設定温度を調整しやすくなり、冷暖房の効率が向上します。

冷暖房効率アップのポイント
  • :暖気を足元に届け、部屋全体を暖める(風向きを上向きに設定)
  • :風を下向きに送ることで、涼しさを感じやすくする(風向きを下向きに設定)

冷暖房とシーリングファンを併用した際の電気代削減効果

設定温度変更削減率
1℃変更約10%削減
2℃変更約20%削減
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エアコンの設定温度を少し変更するだけで、大幅な節電効果が期待できます。

メリット②:部屋干しの時間短縮になる

シーリングファンの風が部屋全体の空気を動かし、洗濯物の乾燥を早める効果があります。

特に、梅雨や冬場の湿気が多い時期の部屋干しに最適です。

部屋干しを早く乾かすポイント
  • 洗濯物を部屋の中央に干し、シーリングファンを低速で回す
  • サーキュレーターや除湿機と併用するとさらに効果的
  • 風向きを下向きにすると乾燥スピードがアップ

メリット③:結露・カビ発生の抑制

部屋の空気を撹拌することで、壁や窓に冷気や湿気がたまるのを防ぎ、結露の発生を抑えます。

結露が少なくなると、カビの発生リスクも低減できます。

結露・カビ対策のポイント
  • 冬場は風向きを上向きにして、暖気を部屋全体に行き渡らせる
  • 換気扇や除湿機と併用すると、より効果的
  • 浴室やキッチン近くにも設置すると湿気対策になる

メリット④:空気を循環させて快適な室温をキープできる

シーリングファンは、室内の温度ムラをなくし、快適な環境を維持するのに役立ちます。

特に広いリビングや吹き抜けのある家では、空気の滞留を防ぐ効果が大きいです。

快適な室温を保つポイント
  • 冬は上向き回転(暖気を下へ循環)
  • 夏は下向き回転(涼しい風を体感しやすく)
  • 天井の高い家では、延長パイプを活用すると効果UP

部屋の広さごとのおすすめファン直径

部屋の広さおすすめファン直径
6畳以下80cm以下
6~12畳100~120cm
12畳以上120cm以上
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ファンの直径が部屋に合っていないと、風が均等に行き渡らないため注意が必要です。

メリット⑤:インテリアとしておしゃれな空間を演出できる

シーリングファンはデザイン性が高く、部屋のアクセントとしても魅力的です。

照明一体型のシーリングファンなら、機能性とデザイン性を兼ね備えたインテリアとして活躍します。

インテリアとしてのポイント
  • 天然木やモダンデザインなど、部屋の雰囲気に合わせて選べる
  • 照明付きモデルなら、間接照明としても活用可能
  • 羽根の色やデザインで空間の印象を変えられる

デザイン別シーリングファンの選び方

デザイン特徴おすすめの部屋
ナチュラルウッド木目調で温かみがあるリビング、寝室
モダンスタイルシンプルなデザイン書斎、ダイニング
アンティーク調クラシックな雰囲気吹き抜け、洋風の家

シーリングファンは、冷暖房効率の向上、部屋干しの時短、結露防止など、さまざまなメリットを持っています。

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適切に活用すれば、快適でおしゃれな住環境を実現できますよ。

高気密高断熱住宅で、効率よく冷暖房を活用する方法もこちらの記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。

シーリングファンのデメリット3選

デメリット画像

シーリングファンには多くのメリットがありますが、一方で注意すべきデメリットもあります。

設置後に後悔しないために、以下のポイントを押さえておきましょう。

デメリット①:掃除をこまめにしないといけない

シーリングファンは天井に設置されているため、ホコリが溜まりやすく、定期的な掃除が必要です。

掃除の手間を減らす方法
  • 月に1回程度の軽い掃除:ハンディモップや静電気クロスで簡単にホコリを取る
  • 半年に1回の徹底掃除:脚立を使い、羽根やモーター部分までしっかり拭き取る
  • 昇降式や取り外し可能なモデルを選ぶ:掃除のしやすさを重視
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掃除を怠るとホコリが舞い上がり、空気の質が悪くなる可能性があるため、こまめに手入れしましょう。

デメリット②:音が気になる可能性もある

シーリングファンは静音設計のものが多いですが、機種や使用環境によっては音が気になることがあります。

音を抑えるポイント
  • DCモーター搭載のファンを選ぶ(ACモーターより静か)
  • 設置時のバランス調整を行う(ズレがあると振動音が発生する)
  • ネジの緩みを定期的にチェック(緩みがあると異音の原因になる)

特に寝室や書斎に設置する場合は、静音性の高いモデルを選ぶことが重要です。

デメリット③:電気代がかかるがエアコンと併用で節約も可能

シーリングファン自体にも電気代がかかりますが、エアコンと併用することで冷暖房の効率を高め、結果的に節電につながることが多いです。

シーリングファンの電気代(目安)
1時間あたり約1円(DCモーター)
1時間あたり約2〜3円(ACモーター)
1ヶ月(24時間稼働)で約700〜1,500円
節電のコツ
  • エアコンの設定温度を1〜2℃調整(約10〜20%の節電効果)
  • 風量を適切に設定し、必要以上に回しすぎない
  • DCモーター搭載の省エネモデルを選ぶ

シーリングファンの消費電力は比較的低いため、正しく使えば光熱費の負担を増やさずに快適な空間を作れます。

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暖かな家にする工夫に関して、こちらの記事をご覧ください。

シーリングファンとは?天井に取り付ける大型の扇風機のような設備

シーリングファンとは、天井に設置する大型のファンで、部屋の空気を循環させる役割を持つ設備です。

エアコンと併用することで、冷暖房の効率を向上させ、快適な室内環境を維持できます。

シーリングファンの特徴
  • 天井に固定されているため、場所を取らない
  • 扇風機やサーキュレーターよりも広範囲に風を送れる
  • 冷暖房の補助として、省エネ効果が期待できる
  • デザイン性が高く、おしゃれなインテリアとしても活躍

扇風機やサーキュレーターとの違い

項目シーリングファン扇風機サーキュレーター
設置場所天井固定床や机上床や壁掛け
風の広がり部屋全体に均等限られた範囲直線的に送風
電気代低い(DCモーターなら特に省エネ)比較的低い高い場合もあり
メンテナンス高所掃除が必要手軽手軽
デザイン性高い一般的機能重視

シーリングファンは、特に吹き抜けのある家や天井の高い空間で効果を発揮しますが、マンションや天井の低い部屋にも設置可能なモデルもあります。

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正しく使えば、夏は涼しく、冬は暖かい快適な空間を作ることができるため、家の空調効率を上げたい方にはおすすめの設備です。

シーリングファン(天井ファン)がある住まいの選ぶ際のポイント4選

シーリングファンを設置する際は、デザインだけでなく機能性や住まいとの相性も重要です。

選び方を間違えると、十分な効果が得られなかったり、不便に感じることもあります。

ここでは、シーリングファン付きの住まいを選ぶ際にチェックすべきポイントを4つ紹介します。

ポイント①:音や動きの確認

シーリングファンの回転音や振動は、モデルによって異なります。

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特に、寝室やリビングに設置する場合は、静音性が重要です。

  • DCモーターのファンは静音性が高く、スムーズに回転
  • ACモーターのファンは動作音が大きめだが、コストが抑えられる
  • 購入前にショールームで実際に音や動作を確認するのがおすすめ

ポイント②:付け替えも可能

シーリングファンは後付け可能なモデルもあり、既存の照明と交換して設置できる場合もあります。

  • 「引掛シーリング」に対応しているモデルなら簡単に交換可能
  • 工事不要で設置できるタイプもあり、賃貸でも利用可能
  • 照明付きのシーリングファンなら、天井照明の代わりとしても活躍

ポイント③:天井の高さや強度を確認する

シーリングファンの設置には、適切な天井の高さと強度が必要です。

  • 天井高が2.4m以上あれば圧迫感なく設置可能
  • 吹き抜けがある場合は延長パイプを利用し、風が行き渡るように調整
  • 天井の強度が不安な場合は、設置前に専門業者に確認するのが安心

ポイント④:DCモーターとACモーターの違いを理解する

シーリングファンのモーターには、DCモーターACモーターの2種類があり、特徴が異なります。

項目DCモーターACモーター
静音性高い普通
省エネ性能高いやや低い
風量調整細かく可能段階的に調整
価格やや高い比較的安い
  • DCモーターは静かで省エネ性能が高く、長時間使用するならおすすめ
  • ACモーターは比較的安価で、初期費用を抑えたい方に向いている

シーリングファンを選ぶ際は、これらのポイントを確認し、設置環境やライフスタイルに合ったモデルを選びましょう。

シーリングファンに関するよくある質問5選

メリット デメリット画像

シーリングファンの効果がないかもしれないと不安に思う方もいるでしょう。

ここでは、多くの方が疑問に感じる5つの質問について解説します。

質問①:シーリングファンで後悔するの?

シーリングファンを導入して後悔するケースは、以下のような状況が考えられます。

後悔するケース
  • 掃除が面倒:高い位置に設置するため、定期的なメンテナンスが大変
  • 音が気になる:特にACモータータイプは動作音が大きめ
  • 思ったほど効果を感じない:天井が低すぎると空気の循環が不十分になる
  • 取り付けが難しい:天井の強度が足りないと設置できない場合がある

しかし、事前に設置場所や選ぶモデルをしっかり検討すれば、後悔するリスクは軽減できます。

質問②:シーリングファンは効果ないの?

「シーリングファンは効果がない」と感じる主な原因は、以下のポイントが関係しています。

「シーリングファンは効果がない」と感じる主な原因
  • 設置位置が適切でない:吹き抜けや天井の高い場所向きのため、一般的な部屋では効果が薄い場合がある
  • 風量の設定ミス:弱すぎると空気が循環せず、強すぎると不快に感じることも
  • エアコンとの併用が不十分:単独使用では効果がわかりにくいが、エアコンと併用すると冷暖房効率が向上

正しい設置と使い方をすれば、空調効率を高め、電気代の節約にもつながります。

質問③:天井が低い家でもシーリングファンの効果はあるの?

天井が低い場合でも、適切なモデルを選べばシーリングファンの効果を得られます。

  • 薄型・小型モデルを選ぶ:圧迫感を軽減し、安全に使用できる
  • 回転速度を調整する:低速で使用すれば、心地よい空気の流れを作れる
  • エアコンと併用する:温度ムラを防ぎ、効率的な冷暖房を実現

一般的に天井高が2.4m以下の場合は、通常のシーリングファンではなく、コンパクトタイプを選ぶのがおすすめです。

質問④:シーリングファンの失敗例は?

シーリングファンを設置する際の失敗例として、以下のようなケースがあります。

シーリングファンを設置する際の失敗例
  • 風向きを間違えた:夏と冬で回転方向を切り替えないと、かえって室温が快適にならない
  • 天井の強度不足:しっかり固定できず、後から補強工事が必要になった
  • サイズが合わなかった:部屋の広さに対してファンが大きすぎたり、小さすぎたりして十分な効果を得られなかった
  • デザイン重視で選びすぎた:おしゃれなデザインでも風量や機能が十分でないと実用性が低下

設置前に部屋のサイズや天井の高さ、風向きの設定をしっかり確認することで、失敗を防ぐことができます。

質問⑤:マンションのシーリングファンの効果は?

マンションでもシーリングファンを設置することで、空調効率を向上させることが可能です。

  • 低天井向けの薄型モデルが最適
  • 部屋の換気を促進し、カビや結露を防ぐ
  • エアコンとの併用で電気代を節約できる
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ただし、マンションでは天井の強度や設置スペースが限られるため、設置前に管理規約を確認し、取り付け可能かどうかチェックすることが重要です。

まとめ:シーリングファンを上手に活用しよう

記事のまとめ
  • シーリングファンは冷暖房効率を高め、電気代の節約につながる設備
  • 掃除や音の問題があるが、適切な選び方で快適な使用が可能
  • 住まいに合ったモデルを選び、効果的に活用することが重要

シーリングファンは、冷暖房効率の向上や部屋干しの乾燥促進、結露やカビの防止など、さまざまなメリットを持つ設備です。

さらに、おしゃれなインテリアとしても魅力的で、快適な空間づくりに役立ちます。

一方で、掃除の手間や音の問題、電気代のコストなど、デメリットもあるため、導入前に適切なモデルを選ぶことが重要です。

特に天井の高さや部屋の広さに合ったシーリングファンを選び、風向きの設定を適切に行うことで、効果を最大限に引き出せます。

マンションなどの低天井の住まいでも、薄型モデルや静音性の高いファンを選ぶことで、十分に効果を得ることができます。

オガタ

シーリングファンを上手に活用して、1年を通して快適で省エネな暮らしを実現しましょう。

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